奥さまの名前はサマンサ。 ねぇエスメラルダ。 そんな風邪早く治さなきゃ困るね。 いいえ風邪じゃなくてビクビクすると出てくるのよ。 私のボーイフレンドのファーデイ覚えてます？えぇ。 どうして？だって最後にデートしたのはもう４００年以上も昔で。 私が幸せをつかめる最後のチャンスかもしれませんけどね。 サボテンなら水をくださる必要もありませんわね。 変身？魔法ではなくて人間の女性がおしゃれをするために使う手を借りるの。 人間の方法が私に通用すると思います？試してみましょ。 ここから直接空港へ行くからな。
まぁファーデイに会うのが楽しみで待ちきれないわ！どうしたの？エスメラルダのことなんだけどちょっとオーバーにやりすぎたみたい。 なに？ここ？ここじゃ困るって言いたいんでしょう？エスメラルダにとってこれがどんなに大事なことかを考えてあげて。 彼女の言葉を借りていえば本当に幸せをつかむ最後のチャンスかもしれないのよ。 エスメラルダ舞台はあなたのものよ。 だって彼女のボーイフレンドは今来たばかりなんだもの３０分したら電話ちょうだい。
本当にあがってるならいつものようにクシャミするか消えるかしてるはずでしょ？あがりそうなのを必死になってこらえてるんです。 真珠貝じゃない！まぁ！そんなに昔へ戻してと言ったんじゃないのよ。 エスメラルダ今のでわかったろうけど僕もキミに話したいことがあるんだよ。 エスメラルダがかわいそうなことになっちゃうの。 ねぇエスメラルダ申し訳ないけど…。 エスメラルダにわかったらどうしようかと思ったんですけどフタを開けたら彼女もそうなんですよ。