新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」第二部

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この番組のまとめ

1600年関ヶ原の戦いで徳川家康は石田三成の家臣島左近が放った刺客甲斐の六郎によって暗殺された。 東軍徳川家の命運は影武者世良田二郎三郎に託されその影武者の決断により東軍は関ヶ原の戦いに見事勝利した。 遅れて参戦した家康の嫡子秀忠は重臣たちの影武者続投説を了解するが密かに豊臣家を早急に滅ぼし影武者に代わる二代将軍の座を狙っていた。 二郎三郎を偽者と見破った家康の側室お梶の方は二郎三郎の人柄に惚れ強い支えとなっていく深めていくのである早くも切って落とされた秀忠。

影武者家康は齢六十五に達していた医者は何と?疲れではないかと。 どういうことじゃ?今後は江戸に詰めて将軍家の補佐に専念せよとのことでな。 ははっ!秀康様どうなされました。 秀康様をお跡に。 秀康様を殺せと?何をためらうことがある。 その方すぐに江戸に下り将軍家に宗矩が首差し出すよう申しつけい。 しかし秀康は影武者に籠絡されて将軍家に敵対しようとしておられた。 かの者は影武者の分際を越えて豊臣家と己の身を守るためにお家に害をなそうとしております。

こちらは柳生兵庫助様でございます。 柳生?同じ柳生一門でも剣の志は一様ではない。 叔父宗矩は柳生の庄の当主におさまる代わりに将軍家の望むがままに門人たちを暗殺の道具に使っております。 ここは一対一で柳生の剣の正統を賭けて勝負しようではありませぬか。 助左衛門助左衛門。 助左衛門傷は浅いぞ。 助左衛門…。 助左衛門…助左衛門…。 柳生兵庫助が兵法指南役として忠勝殿。

この日より豊臣家徳川家ともに和すのじゃ。 しかし二条城の対面から二か月後豊臣家徳川家両家のために尽くした加藤清正がこの世を去り早くも豊臣家に暗雲が垂れ込めた幕府から譴責を受けたのであるいったい何が不届きだというのです?さようでございますか。 大御所様にお目通りを願いとうござる。 駿府からわざわざまいられるとはなんぞ大事な用向きでも?大御所様から言づけを預かってまいりました。 城を明け渡してどこへ行けというのじゃ?どこであろうと生きてあれば大御所様が後ろ盾となって秀頼様を守ってくださいます。

影武者の世良田二郎三郎と申す者で秀頼様が七つのときからずっと豊臣家のお味方をしてまいりました。 幸村め!わしへの面当てか!目にもの見せてくれる!明日は総掛かりで真田を攻め潰す!各々覚悟を固めよ!はっ!只今大御所様がお着きになられました。 黙れ!不届き者!島左近殿が捕らえられた?瞬く間に和議は成立した豊臣側の出した講和の条件は秀頼の身の保障と本領の安堵そして城方の将兵の罪を問わぬことの三点であったお梶今帰った。

城を開いて徳川に降るべきではないか?それ以外に秀頼様の生きる道があるか!?馬を飛ばしてきた。 ぐずぐずするな!一方これにより勢いを得た徳川勢は大坂城に攻め入り火の手があがった大坂城から煙が上がっております。 しかしただお死なせ申すより僅かな望みでも将軍家のもとにお返しして何とぞ。 六郎姫君を将軍家へ。 お願いでございます秀頼様をお助けくださいまし。 秀頼様。 秀頼様!千姫はどうした?ご無事です。 翌五月八日大坂城は落城し影武者めの始末でございますか。 将軍家は執念深い。