ここは三兄妹が生まれ育った故郷沖縄の海が近いため風が吹くと難易度が一気に上がる難攻不落のコースへと変貌するのだ。 藍プロと聖志優作プロは別々のティーからプレーします。 セカンド以降は3人のベストボールを選んで同じ位置から全員がショットを打ちます。 うるさい!取るで!一番手ながら余裕を見せる長男聖志。 二番手優作への期待度は更にアップ。 セカンドショット。 昨シーズンの最終戦見事に自身プロ初優勝を飾った優作プロのその腕の見せどころ。 グリーン上では優作と聖志のボールのどちらを選択するか兄妹会議が始まる。
ベテランキャディはアゲインストや言うてるで。 あそこでボソッとここはアゲインストやで言うとるで。 いつも風アゲインスト。 まずトップバッターが着実にグリーンに乗せてピンに近づけてきました。 間違いなくアゲインスト。 ショットのイメージは完璧な様子の優作。 風のせいにする優作だがこれは完全にクラブ選択のミスか!?でもやっぱり海風のいたずらか?大丈夫大丈夫。 向かい風アゲインストが強いと読んだ藍。 ということはトップバッター聖志プロのティーショットの採用ということになりそうです。
前のホールでバーディーを逃し痛恨のパーをたたいた三兄妹。 左ドッグレッグのホールでは遠回りになるポイントだ。 このホール2オン1パットのイーグル返しを狙っている三兄妹。 誰のボールをベストボールとして選択するかがポイントでもある。 左サイドバンカーの手前くらいのところ。 最終的には藍の鶴のひと声でグリーン左奥ラフから下りになる優作のボールを選択。 連続ミスは痛いぞ三兄妹。 必然的に長男に大きな期待とプレッシャーがのしかかってくる。
果たして大丈夫か宮里三兄妹。 ここで是が非でもイーグルをもぎとらないと更に追い込まれる宮里三兄妹。 セカンド地点では左からのアゲインスト。 セカンドは当然優作のボールを選んでいよいよイーグル獲得のための大切なショットを迎える。 ちょっとアゲインストやもんな。 打ち上げ軽いアゲインスト。 タッチの違いでパッティングラインが微妙に変わってしまうこともあるのだ。 でも優作のショットの調子がすごいいいんで次たぶんパー41オンのチャンスがあるんでそれをちょっと期待してちょっとまたグリーン頑張ります。
長男聖志のボールを次男優作が決める!兄2人が土俵際で踏ん張りを見せた。 ナイスオン!ナイスナイスナイス!崖っぷちの戦いいや首の皮一枚の踏ん張り!この第2打を沈めて次の最終ホールのティーグラウンドに進みたい。 さあ優作プロの奇跡の1オンでイーグルチャンス。