ソロモン流【賢人:中川一辺陶】

戻る
【スポンサーリンク】
22:28:00▶

この番組のまとめ

名だたる料亭レストランの無理難題にことごとく応えてくれる。 しかし中川さんの土鍋の基本はただひとつ。 いちばん粘土寝かすのにはそうここは土鍋に使う土の保存庫。 これでねそれにしてもお腹大丈夫なんでしょうか?そんな中川さんの作品を一般の方が見られるのは年に一度デパートで開かれる秋の個展だけ。 それだけに本人が登場する土鍋講座ともなれば応募者が殺到。 土鍋作家中川一辺陶さんの作品なんですが今一流料亭やホテル名だたるレストランがなぜそこまで支持されているのか?今宵はその秘密に迫ってみたいと思います。

長年土鍋を使っているなぜそんなことがこの鍋にはできるのか?中川さんの土鍋とスーパーで売っている土鍋陶磁器の検査を行う施設にお願いしてその違いを比較してみました。 弱火にした10分後から市販の土鍋は温度が下がり始めるのに対し中川さんの土鍋は100℃のまま。 私のはたぶんどの鍋もみんな中川さんの土鍋はご覧のとおり。 ご飯土鍋ももちろん中川作。 中川さんの土鍋でご飯炊くとふっくらさっていうんですかそのへんがまったく違いますよね。 しかし中川さんの土鍋は丸洗いできるように底にも釉薬を塗るのです。

大市では使い込んで鍋に味を染み込ませることを中川一辺陶の人生は始まりました。 そんな家の長男に生まれ土を遊び道具にしてきた中川少年。 すっぽんをすばやく熱し味を閉じ込めるためそんな無理難題に中川さんの理系の血が騒ぎました。 火にかける土鍋の難しさと楽しさを知った中川さん。 焜炉の評価やいかに?パークハイアット東京に焜炉の納品にやってきた賢人。 その焜炉と土鍋を使って料理長が腕をふるってくれました。 料理長中川さんひと口で言うとどんな方でいらっしゃいます?ちょっと?ちょっと少しだけ。