前半のジャンプが終わりまして、ここからは勝負を決める後半クロスカントリーをお伝えします。 日本からは4選手が出場していますけどジャンプを終えての現在の順位、渡部暁斗選手が2位、ただ、最終順位はこのあとのクロスカントリーの結果で決まります。 運命のスタートを目前に控えたクロスカントリーのコースでは選手、今、チームスタッフが最終調整を行っています。
日本ノルディック複合の選手、渡部暁斗。 前回のバンクーバー、ノルディック複合の渡部暁斗はメダルが期待されていました。 そして今シーズン、クロスカントリーでライバルを追い抜く渡部選手の姿が見られるようになりました。 モーアン選手とかクロスカントリー得意な選手が8番手、15番手にいるんですけどこのあたりとの差はどうなんでしょう。 いずれにしてもこの後半、すべてが決まるメダルが決まる、この後半戦のクロスカントリーとなります。
ですから実はジャンプが終わった時点でこのエリック・フレンツェルと渡部暁斗。 なんといっても渡部暁斗がトップのフレンツェルと6秒差。 エリック・フレンツェルとトップと6秒というのはないといってもいいです。 エリック・フレンツェルにしても渡部暁斗の走りの実力からすると少し待って、とにかく早いうちに2人の先頭集団をけん制したい。 ですからエリック・フレンツェルは最初から一気に飛ばしていくことはないと思います。 渡部暁斗が6秒差のこの2番スタートということになります。
さぁ、トップのフレンツェルがスタート。 そして6秒差、日本の渡部暁斗。 世界の渡部暁斗が今、スタートを切りました。 エリックも、この状況を見ますととにかく渡部と早いうちに2人のグループを形成したいという思いだと思います。 渡部暁斗が、わずか6秒差のスタートをきっていきました。 ジャンプのタイム差を1点4秒に換算してタイム差で1位の選手から順番にスタートを切っていきます。 これがトップのエリック・フレンツェルです。 渡部暁斗は、どのあたりまできているか、6秒差でスタートをきりました。
渡部暁斗が。 これは渡部暁斗です。 渡部暁斗とフレンツェル。 同じスタジアムの中に後続を30秒近く引き離したままトップのフレンツェルと渡部暁斗がそして、すれ違う距離感やタイム差を図りながらとにかく、この2人で金、銀とるんだ、そういうつもりで前に進んでほしいですね。 アウトコースから抜きにかかりまして先頭に出ました、日本の渡部暁斗。 ただ金メダルを獲るには相手を引き離さなければいけない、やはり最後の1周、この後続の大集団の先頭がノルウェーのマグヌス・モアン。
さぁ、渡部暁斗、そしてエリック・フレンツェル。 渡部暁斗が先頭で2度目のこのトラックに戻ってきます。 金メダルへ向けて現在トップ、渡部暁斗。 加藤大平、渡部善斗、永井秀昭、すばらしい展開で半分を終了しました。 5キロを通過した時点で、後続集団とは20秒以上の差をつけまして日本の渡部暁斗が先頭、そしてドイツのフレンツェルがこの渡部暁斗と展開する形となっています。
ここはフレンツェルに引っ張ってもらって今一度スタジアムに戻っていきますけどとにかく、いよいよですね、ペースを少しずつゴールに向かってあげていく必要があります。 ここは前を譲る形でフレンツェルが先頭で第2位で渡部暁斗という展開です。 フレンツェル、渡部暁斗、いま、考えていると思います。 次のあと1周2.5キロでこの差が詰まるのか、いや、そのまま渡部暁斗とフレンツェルが金メダルを争うのか。
どうですかこの争いに後続は来ますか?このマグヌス・モアン見えますが今15番見えますが、この差はちょっと今から詰めるのは至難のわざ、ということはフレンツェルか渡部暁斗が、どちらかが金メダルということになります!さぁ、下って上ってのコース。 渡部暁斗が先頭、エリック・フレンツェルが2番手。 これがフレンツェルの心にどう影響するかそして近づくフレンツェルの足音を渡部暁斗は、どう感じているのか?さぁ、ここから下り入ります。 フレンツェルが先頭だ!間をつめられるか?渡部暁斗最後のコーナー、フレンツェルが回った。
やりました!やった!やりました、渡部暁斗!94年河野孝典さんの以来の銀メダル長くかかりました複合日本。 渡部暁斗が前に行きながらフレンツェルが勝負をかけてというのがありました。 振り返れば昨年の世界選手権もメダルの可能性はきわめて高かったのですがゴール前で転倒してしまうと、そういうケースがありまして第4位が3つですか、クロスカントリーの比重が上がり、われわれ日本チーム、ずいぶん長い間苦労したんですが、よくここまできたなという思いを持っています。
見事、日本、渡部暁斗銀メダルを獲得しました!暁斗、銀メダルおめでとう!感動しましたね。 これまでの渡部暁斗はこの最後のラストスパート1キロで外国選手に振り切られました。 開幕5戦目で、最後のスプリント勝負、ラストスパートで表彰台に飛び込み外国勢に今年の渡部暁斗は違うと思わせました。 スタジアムから見えてきたフレンツェルが来た!並んできた!渡部暁斗、すべってる!大丈夫ですよ。 最後に軽いのぼりがある!フレンツェルが前に出た!金メダルはフレンツェルか渡部暁斗なのか、ついていく。
そんな彼も、なかなかオリンピックではなかなかメダルに届かなくて、今後、高橋に続いて、渡部暁斗たちが、チームのサポートをしてきた人たちですとかそして、応援をしていただいた日本中の皆さん、みんなでとったメダルだと思います。 金メダルはフレンツェルなのか?渡部暁斗なのかついていく。 エリック・フレンツェルは金メダルへ向けてそして渡部暁斗、銀メダル!やりました!すばらしい!もう何度見ても感動が呼び起こされますね。 その銀メダルの渡部暁斗選手のセレモニーご覧いただきましょう。