トク!こら梅屋庄吉!こん鉄砲玉!堪忍…。 千世子:賢母という言葉をご存じですか?中国では良妻賢母の意味合いとは少し異なり無償の愛を表す言葉だといいます。 千世子:私の父梅屋庄吉。 千世子:一方で父は孫文とのかかわりが表沙汰になることを避けました。 千世子:箱の中にいったい何があるというのか?そのとき私は佐々木の真意を計りかねました。 千世子:父梅屋庄吉は明治元年生まれ。 長崎の貿易商梅屋商店の跡取り息子でした。
アラシ!三三六歩からひいたよ!播磨勝太郎。 旦那様の正義漢ぶりは香港中に知れ渡ることとなりました。 あっ旦那様の日記です。 医学博士ジェームズ・カントリーです。 カントリーは旦那様の男気に惚れ込んだ。 そして旦那様にご自分の教え子でもある繁盛していました。 ある日旦那様はカントリー博士の指示でとある一室を訪ねますイエス。 旦那様より2つ年上です。 それでも旦那様は資金を送り続けたのです「1、300ドル孫へ。 孫文先生を慕っている学生です。
佐々木:当時の映画は歌舞伎の伝統にならって役者はすべて男が務めていました。 それが中村歌扇でした佐々木:映画は大当たり。 佐々木:新聞広告を持参すれば料金が半額になる。 1、500坪ありましたから一部が撮影所として使われ大勢の人間が出入りしておりました佐々木:奥様は我が子につきっきりというわけにはまいりませんあの…お…奥様。
月に1~2度長い間2人で絵を見上げている絵を見たあとは決まって孫文先生に送金なさいました。 佐々木。 佐々木こん人は恐ろしか人です。 佐々木:会社は火の車でした佐々木:これは革命軍からの注文書です。 滋賀県の飛行場に中国人留学生を集めどうしてそこまで。 どうでしょうお嬢様お二人の献身ぶりを父梅屋庄吉です。 孫文先生からな…。 孫文先生の後押しあっしにもひと口加担させてください。 佐々木:ついに革命軍が勝利をおさめます。
佐々木:この日旦那様は映画館を借り切っていましたこちらです。 中国で撮影したフィルムを旦那様が自ら編集した記録映画です佐々木:革命のとき諸外国に理解を求めるためそのためだけにこの映画を作ったのです佐々木:2人だけの上映会でした佐々木:しかし勝利の余韻に浸っている時間は長くは続きませんでした。 旦那様!どうした?これを!佐々木:その日旦那様は部屋にこもられたままでした泣きじゃくっておられました旦那様は憲兵隊に拘束されます。