しかしこのとき小笠原は別の患者を治療中だった。 肝臓損傷の女性患者は集中治療室で経過を見ることになった。 出血の原因はそこで小笠原はステンレス製の止血クリップを…。 生と死の狭間に立つ救命救急医。 まずは救命救急医です。 田中さんなぜ救命救急医を?それがなんか自分に合ってるなと?合ってるかはわからないですけどその誰もがある日突然命の危険にさらされた人々だ。 医者の家に生まれた小笠原だが救命救急医への道のりは平坦ではなかった。 研修のときに見た救命救急医の仕事。
消防の情報から小笠原が予測したのは…。 消防から連絡があって10分心肺停止状態の患者が運ばれてきた。 小笠原が素早く足の付け根の血管に人工心肺を接続するための管を挿入。 そして5分でここからはそして男性患者の心臓は人工心肺の力を借りながら弱いながらも再び鼓動し始めた。 当直明けのこの日小笠原は北海道札幌市にやってきていた。 つかの間の家族との再会を終え小笠原は患者の意識レベルは300。 心肺停止寸前だった患者は1日で命の最前線に立つウーマンドクター。 世界が認めるゴッドハンド。
去年の夏健康診断で脳動脈瘤が発見された…。 加藤が勤める藤田保健衛生大学病院には県内最大の総合病院だ。 仕事と育児子供には辛いが命を預かる使命を最優先にと崎村は考える。 崎村は急患以外にも…。 そこで崎村は直接胃カメラでサキイカを落とすよう試みる。 毎週火曜日は大学病院で仕事を終えたあと別の病院で当直。 医師の数は年々増えてはいるが地方の医師不足は社会問題として叫ばれている。 そんな崎村の志を理解する直史さんは大学の同級生。 この日崎村のもとに1人の女性患者が。
息子には申し訳ないがこんなときこそ一瞬でも母親に戻れる瞬間が崎村に活力を与える。 家族の思いを受けママさんドクター崎村が胃がん手術に臨む。 崎村は家族に支えられ今日も医療の現場で闘う。 崎村先生のもっと仕事がしたいっていう言葉がきましたね。 崎村先生の旦那さんは同級生でとても理解がある方でしたが。 医師を志し長崎大学医学部へ進んだ由衣子先生。 700人以上の健康を1人で支えている由衣子先生。 小浜島や多良間島などの診療所も県立病院の出張所として運営されている。