美の巨人たち 放送700回スペシャル 劇的空間!ローマ・ヴァチカン

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この番組のまとめ

『美の巨人たち』700回記念スペシャル後編はヴァチカンを中心に繰り広げられたルネサンスとバロックの物語を私小林薫が探りますカトリックの総本山ヴァチカン。 その中心はヴァチカン美術館ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂はここです今回小林さんは閉館後の美術館に特別に入れていただきましたミケランジェロの設計です長さ120mの地図のギャラリー。

おいしそういかがですか?その仕掛け人ブラマンテとは?物語に戻りましょう教皇ユリウス2世のもとで芸術監督を務めていたのがミケランジェロの才能を認めていたブラマンテは教皇の気持が自分からミケランジェロに移ることを恐れたのですミケランジェロは20代ですでに彫刻家として有名でしたが天井画は未経験。 すると制作途中をのぞいた教皇がそのすばらしさに驚嘆の声をあげたのですますます脅威を感じたブラマンテはある人物に手紙を出しますミケランジェロとラファエロ。

実際に人が歩くところを見てみると不思議な錯覚が起きるんですまさにバロックの真骨頂つまり廊下の長さは9mほどですが生活の中にまで取り入れながらこの街は劇場都市へと変貌していったのですただそれには大聖堂を造りあげてきた偉大なる先人たちに匹敵する才能が必要でしたその周囲を284本もの巨大な大理石の柱で囲うとてつもないスケールの広場を造りあげたのです神の空間でさえ劇場に変えてしまうバロックによって教皇に愛された芸術家たちによってヴァチカンのみならずローマの街までもが劇的に変貌したのです500年経った今でも訪れる人