宇宙飛行士のトニー君はどうしたことか宇宙ならぬ南海の小島にたどり着いて摩訶不思議な壺を見つけた。 ちょっとかわいいウインクするだけで何でもかんでもお望みしだい。 うちのガラクタで使えるものがあったら何でもどうぞ。 僕はロジャーに電話を。 ああロジャー僕だよああ。 ああ大佐の奥さんの車に便乗してね。 ねぇロジャーなにもお前うならなくたって…。 ロジャーおいもしもしおい。 コラ返せったら返せ！ひどいヒステリーだ。 ご心配なく彼動物好きなの。 こうしましょう新聞広告は僕が出します。
おいロジャーロジャーあ～！トニーひとり芝居とは暇なことだな。 わざわざ古代のバグダッドから来たのよ。 うんそうだねそれからトニー３０分後にロジャーと２人で無重力状態の実験をやることになってるの忘れちゃいないだろうな？もちろん忘れてなんかいません。 ああ？この実験が終わったらさすぐ大佐の家へ行って適当な理由でっちあげて連れてきてやっから。 この実験すぐにやめて大佐の家に行ってだなあの犬を連れて帰ればいいんだ。 犬猫病院行く？ロジャーおい。 反重力マシンのスイッチを入れるからね。
おいロジャーお前勝手だぞ！もう用意いいね？あしかし大佐！よし。 どこにいるの？大佐の奥さんが連れてった。 すぐ大佐の家へ行って連れて帰りなさい。 大佐ですもんたまには規則を破ったっていいんじゃない？とにかく初めてうちの子になった日に１人で置いておきたくないのよ。 まず慈善昼食会へ行かなくちゃなんないしその後は美容院へ行かなきゃ。 私がいい格好すればあなたは嬉しいはずよ？宇宙基地の大佐の奥さんがあまりみっともない格好できないと思うんだけどな。