金曜8時のドラマ ラスト・ドクター ~監察医アキタの検死報告〜 第3話

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この番組のまとめ

人間が生まれて最初にお世話になる医者が産婦人科医ならば最後の医者ラスト・ドクターが監察医。 監察医は死因がわからないご遺体の検案や解剖を行い真実を追究するのが仕事です。 死人に口なしなんてことは全然ないのです監察医?あなたせっかくお医者さんになったのに。 転職したの?監察医も医者なの。 何?母がこの人と見合いしたらどうかって送ってきたんですけど女性60代前後東京港遊園地脇の公園で死亡状態であるのを近所の住人に発見されました。

アルバイトを掛け持ってなんとか高校を卒業して今の仕事に就いてやっとひとりでやっていけると思ったら何年か前にふらりとあの人が現れたんです。 あくまで受け取り拒否か!どうしましょ?いやあの婚約者が説得してくれるかもしれません。 婚約者?あの人結婚するんですか?そうなんですよ。 しかも相手は結構二枚目の優しそうな人で。 どうですか?あの行き倒れの女の人の血液からイミプラミンが出たわ。 イミプラミン?イミプラミン?イミプラミンそれって…。 あっそうそう薫子ちゃん彼氏来てるわよ。

え!そんなことはどうでもよくてこれって保険金殺人の可能性があるんじゃないの?え?さっきのイミプラミンのことだけど。 さっき言ってたイミプラミンって抗鬱剤ですよね?そうそう。 なんだかますます保険金殺人の疑いが濃厚よね。 なんだかますます保険金殺人の疑いが濃厚よね。 もし母親に保険金をかけて殺したのなら自分の犯罪を立証する証拠物件である遺体をさっさと引き取って火葬してしまいたいはずじゃないですか。

志田悦子が保険をかけた6月には日本にはいなかったことが確認されました。 保険会社の話では契約には悦子さん1人でやってきて何もわからないご様子で保険会社の人に一つずつ一つずつ聞きながら契約をしたそうですよ。 あれ?え~どうして〜?志田悦子さんの肝臓からハイアリンが見つかった。 遊園地なんて久しぶり!この券どうしたの?秋田先生がくれたの。 秋田先生ってあの例のちょっと変わった人?うん。 え?あの人が秋田先生?1人でメリ−ゴーラウンド乗ってる。

急性アルコール中毒ですよね?ええでもなぜ急性アルコール中毒だったのか。 お母さんの肝臓は脂肪肝もなくきれいで飲酒の習慣はないように見えました。 それで念のため検査をしたところお母さんの肝臓の組織からアルコールハイアリンという物質が認められました。 これは飲酒をやめて肝臓の見た目は正常になってもアルコール依存症だったことを示す所見です。 つまり徹底的にアルコールを排除した生活だったんです。 アルコール依存症の患者はここで治療を受けます。 治療といってもひたすら禁断症状に耐えるわけですが。