６０年近く前にアメリカへ渡り着物姿でジャズを弾いて一躍有名になりました。 更にジャズミュージシャンの憧れビッグバンドのリーダーとなりその地位を不動のものにします。 女性ジャズプレーヤーが珍しかった時代しかも敗戦国から来た彼女は日本人であること女性であることが大きな壁でした。 ８４歳奇跡のピアニスト秋吉敏子。 音楽ファン待望のスペシャルステージが控えているのです。 共演するのはジャズクラシックフュージョンなどジャンルを超えたトッププレーヤー５人。
いったいどうやって食べていけばいいのか？秋吉さんが探した仕事は得意のピアノを活かしたダンスホールのミュージシャン。 更にそれでは飽き足らず最先端のレコードで前衛的なジャズにものめり込んだ秋吉さん。 ダンサーがしかし最先端を追い求める探究心と秋吉さんは音楽学校に奨学金で入学。 当時アメリカでも女性のジャズ演奏家はほとんどいなかったからです。 そのときの悲しみを込めて作曲したのが彼女の代表曲日本人として誇り高く生きる決意が込められています。
会うのならと秋吉さんの指定した場所がこちら。 結局娘を手放す道を選んだ秋吉さん。 秋吉さんは２９歳のときアメリカ人サックス奏者と結婚。 秋吉さんはこの屈辱をバネにピアノに打ち込みます。 満ちるさんが生まれたとき秋吉さんが手作りしたアルバム。 この日秋吉さんが作っていたのは特別な日に出す料理。 この夏秋吉さんは大胆なチャレンジに挑んでいます。 秋吉さんは８４歳になっても過去のヒット作に頼った活動はしていません。 ８４歳奇跡のピアニスト秋吉敏子さん。 ８４歳秋吉敏子さんの挑戦です。