今回はですね秋の南房総を旅したいと思います。 でも今回秋なんですけれども秋も房総は景色がきれいなので…。 お二人は房総に来ることってありますか?映画の撮影でねこないだ…何度か来たことあるんだよ。 ついこないだまでじゃあ…お二人とも撮影で来てたなじみの場所ではあるんですね。 審査員特別賞グランプリエキュメニカル審査員賞を受賞した『ふしぎな岬の物語』。 こんな岬が実際にあるなんて…映画の中で漁師の役を演じているのが笹野高史さん。 房総にはそのモチーフとなった店が実在するのです。
なんかちょっとタイムスリップした気分になりますね。 千枚田。 すり鉢状の大地で雨水だけを頼りに稲作を続けている大山千枚田。 その起源は江戸時代以前にさかのぼるといわれています。 今では東京にいちばん近い千枚田として知られています。 保存しなきゃ残らないんですかこれは?大小375枚の棚田。 木村拓哉。 あ~木村拓哉とはちょっと違うけど。 木村拓哉とちょっと違う。 内房線に乗って次に向かうのは海辺の漁師町。 太公望には釣りのスポットとして知られる和田浦。 実は私吉永小百合も和田浦を訪れたことがあるんです。
ここですか?ここでねみんなこう集まっててそこにクジラのえ~あれ何?山車がクジラの山車があってここにこうテント張ってあって吉永さんはここで料理をみんなに…。 僕はここでこんな大きなクジラの肉をこうやってこうこうやってこう切ってるわけ。 ここで?うん今でも年間何頭かはクジラ獲ってもいいよ…。 へえ!ここでクジラ獲れるんですね。 現在では政府の管理のもと夏場に26頭のツチクジラを捕獲しています。 ちょっと聞きたいんですけどあれクジラの解体場でしょ?そうです。
でこの南蛮っていうのは味付け軽くしたやつを一度揚げてうちの特製のねタレにつけ込むんです。 南蛮漬け。 そのまま出せば竜田揚げですが南蛮漬けは揚げてから更にタレにくぐらせます。 はいじゃあこちらの南蛮漬けです。 南蛮漬け。 南蛮漬け。 南蛮漬け。 たれ?この獲れてる時期にね一年分作るんですよ天日干しで。 味付けした肉を半日ほど天日にさらすツチクジラのたれ。 プリップリのまた弾力もすごくて。 ほんとに身がパーンってこうね跳ね返ってくるくらいのプリップリさですよね。
ちょっとお二人に伝統工芸なんかに触れていただきたいと思います。 この人は伝統芸能の人。 ハハハッ…伝統芸能と伝統工芸のコラボですよ。 房総ならではの伝統工芸品があるので。 房総にですね古くから伝わる房州うちわというのがあるみたいなのでおじゃまします。 伝統工芸品房州うちわを製作しているおぉご主人。 この女竹っていうのを使うっていうのがお二人急カーブで違うほういきましたね。 山に自生する女竹を使う細かくさいた竹の骨を糸で編んで作る半円形の部分は窓と呼ばれ繊細な美しさをかもし出します。 これ結構集中しますね。
郷愁に駆られる館山郊外深まる秋。 おっsweetsshop。 おいしい甘い!ジュックジュクに熟してますね。 房総の旅館山パイオニアファームではいちじく狩りが楽しめます。 秋の味覚中には珍しい品種もあるようです。 うちではあんまり市場に出回ることがないフランスで品種改良されたいちじくでこの色で。 これがタンパク質分解酵素フィシンというものでつくとかぶれたりということもありますのでうちのほうでこの腕カバーを…。 一文字製枝栽培という栽培なんですけれども。
わぁほんとだ!アマガエル付きだぞ。 急に科学番組みたいになりましたね笹野さん。 ほらアマガエル付きだ。 カエルと笹野さんの対決。 自分の思いとしてもいちじくというのが桝井ドーフィンといって赤いいちじくが一般的なんですよね。 それが市場の8割以上をシェアしていてそれ以外の品種っていうのはなかなか世の中に出回ることがなくて。 ジュックジュクに熟してますね。 いや房総半島に対する認識が新たになりました。 館山から内房線に乗り込んで東京湾沿いを北上します。 ロープウェー!あれで上まで行きたいと思います。
お~っ!うわ〜すごい!山頂駅から10分ほど歩くとのこぎり山の名所があります。 山の南斜面に広大な境内を持つ関東屈指の古刹。 極楽はそのうちみんな行くとして地獄のほうを生きているうちに見てみましょうよ。 地獄のぞきは日本一の大仏様と並ぶ日本寺の看板。 山頂近くの切り立つ岩に刻まれた高さおよそ30mの昭和41年に戦没者の供養とたたずめば清められるかのようです。 房総のこぎり山の地獄のぞき。 だってもうそこらじゅうの山よりもはるかに上にいますしこの下に何も見えないっていうこの衝撃的スリルこれはヒヤヒヤしますね。
映画『ふしぎな岬の物語』。 わぁ温かい雰囲気のお店ですね。 今夕日きれい。 私がずっと憧れておりましたコーヒー節子さんのコーヒーをいただきたいと思います。 なんでここにカフェを開こうと思ったんですか?もともと両親がここで飲食店をやってたのでそれを手伝おうってことで。 ご両親が営む釣り人相手の食堂の隣で節子さんと岬の物語は始まりました。 開店当初から足しげく通ってくる常連さんが南房総に移り住んだだけどそのあと…。 これも全部手作りです。 どんな雰囲気でした?吉永小百合さんとか。