しだれ桜そして黒塀に囲われた400年の歴史を持つ武家屋敷。 ほんとほんと!一緒に見てくれるお嫁さん早く見つかるといいんだけど!小澤が打ち出した中瀬邸のプランがこちら。 更にこの長くて黒い廊下の正体は?基礎工事はずいぶんと普通じゃない?コンクリートって?武家屋敷ですよね?室内の天井はいちばん高いところを3mに設定。 天井高3m!コンクリートですが確かに大広間っぽくなってきました。 建築家小澤が具現化したかったのは武家屋敷にあるあの大広間。 小澤先生本当に大丈夫ですか?中瀬邸にも取り込もうと考えたのです。
皆さんはどっちの黒がお好みですか?武家屋敷のような家を希望する中瀬さん。 最大斜度28度の傾斜地に建つ武藤邸は木の外壁の魅力。 リビングの斜め天井には米杉の濃淡をバランスよく配置して寄木細工のように仕上げました。 でも武家屋敷の雰囲気出てるじゃないですか。 え!?部屋に行くのに一度小澤が狙ったのは独立していて静かな時が流れる離れのような空間。 客人に2階から一度外に出るという体験をさせることで中を和室にすることで茶室のような雰囲気を持ち心落ち着く見えない部分でもここまで丁寧な仕事をしてるとは。
冷たいコンクリートの壁に重厚感ある鴨居の木のぬくもり。 いいんじゃない?そんな鴨居の下では左官職人さんが作業開始。 大空間のLDKの北側には対面式キッチンを配置。 キッチンカウンターはダイニングテーブルも兼ねるビッグサイズのもの。 真っ先に向かったのはキッチン。 あっキッチンの奥にもスペースが。 大量の食材を買っても最短コースでキッチンへ。 いったいどこへ行くんですか?中瀬邸は4層構造の2階建て。 幅150cmあるビッグサイズ。 はい実はこれドイツ製のオーバースライダー式電動シャッター。
コンクリート打放しの壁と重厚感ある床材が織り成すモダンな雰囲気。 そしてリビングを見渡せるアイランド型の対面式キッチン。 料理好きの中瀬さんがこだわったのが料理がはかどるようガスコンロは4口。 そのこだわりのガスコンロの向こうにはステンレスの壁と思いきやそこを開けると玄関脇のもみじが!料理が楽しくなる贅沢なからくり。 キッチンの奥は冷蔵庫を置くためのパントリー。 この部屋こそ建築家小澤先生が仕掛けたこの家いちばんのからくり。 番傘にしたらもっと雰囲気出るかも?続いては母屋の前。
ちょっとじゃあ自己紹介をお願いできますか?私が福田浩二。 目黒川沿いにはおしゃれなカフェやレストラン。 ご主人浩二さんの職場は東京駅からすぐ新丸の内ビルの中に入っているオーストラリア料理のレストラン。 当時ニュージーランドで働いていたご主人のお店にワーキングホリデーで来たひろみさんがアルバイトに入り交際がスタート。 狭っ!東京中目黒に建築予定の福田邸の土地はL字型に曲がった変形の狭小地で16坪。 ご主人が散歩しているときに現在福田さん一家はこれがねわかりませんね。
先ほどのなるほど!よっと!これでショベルカーがフェンスを越え…。 でもショベルカーで掘った土はどうするんですか?このもっこと呼ばれる布にのせ任務完了のショベルカーは再び吊り上げられ駐車場へ。 中目黒に建築中の福田邸。 一方現場に面した駐車場ではでも気になるのは職人さんのヘルメットに貼ってある…。 上棟完了の知らせを受けてこの日福田さんが夫婦で見学に。 『完成!ドリームハウス』2軒目の舞台は上棟を終えた福田邸。
南側に大きなガラスが2枚入りました!この日工事するのはこの部分。 あれ?リビングとキッチンの間に段差が。 このすごい量の荷物はなんです?これ積んでらっしゃるのはいったいなんですか?あっお風呂は上ですか?お風呂は子供部屋や寝室のある2階のこの部分。 にこちゃんは早速リビングの段差へ。 土地代込み4、000万円を目指す福田邸は内装工事中。 泣く泣くオーブンを諦めた分のお金でリビングダイニングのインテリアを充実させようというわけ。
バックオーライ!オーライオーライ!まずキッチンの収納キャビネットを上に設置。 1人じゃやっぱり…と思ったら先ほどの突っ張りをキャビネットの下に。 ハンドルを握ると棒の先が伸びキャビネットに3m近くまで伸び突っ張る部分はゴムでできているので内装を傷つけることもありません。 これがあればキャビネットも1人で問題なし。 キッチンは玄関からリビングまでの動線も兼ねているので邪魔しないようにL字型にしたんです。 L字型の狭小地にあ~建ってる建ってる!福田邸いよいよ大公開です。