テレビ東京開局50周年特別企画 ドラマスペシャル「永遠の0」第3夜

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この番組のまとめ

宮部久蔵のたった一人の娘なんだから。 村田保彦元海軍一等兵曹。 うん通信員だったそうだ鹿屋基地で。 鹿屋基地?宮部久蔵。 その人今鹿屋で旅館を経営してて連絡したら慶子ちゃんたちにぜひ会いたいって。 藤木さんは?手紙の返事あった?まぁ来ないか。 ねぇ知ってる?鹿屋に海軍基地があってあそこに昔おじいちゃんがいたんだね。 その遺書が特攻隊員の本心だと思っているのか。

だから特攻隊員は死の寸前まですさまじい対空砲火のなか自分の死ぬ合図を自分でしなければならなかったのです。 お母さん!そしてこのツーが消えたときこそ特攻隊員の命が消えたときです。 たくさんの楽器のなかに時折宮部さんはよく通信室に来て攻撃隊の通信を聴いていました。 でも特攻隊は十死零生です。 不時着?宮部さんが?はい。 祖父は不時着を狙って特攻に行った。 昭和20年の夏が近づく頃になると特攻の直掩機で戻ってくるのは宮部さんの零戦だけ。 宮部少尉どうされたのですか?はい。 宮部少尉…。

宮部教官!でも何と声をかけてよいか…。 宮部さんが乗る予定の零戦は五二型であの五二型は宮部教官が乗るべきです。 しかし宮部教官を古い零戦で行かせるわけには…。 自分のような熟練した搭乗員にまで結局祖父はその二一型で行ったんですか?はいそれは私が電信で確認しました。 知ってたんだね宮部久蔵さんのこと。 宮部さんは私たちを教えることにそのようなやつは軍人の風上にもおけない!中尉。 君はなんというバカなことをしたんですか!宮部教官は日本に必要な人です。 退院すると宮部さんはすでに鹿屋に転属したあとだったよ。

宮部教官からお借りした外套をまだ返していません。 あの…自分の二一型は旧式の零戦です。 宮部教官の零戦はこれより馬力があり速度も出ます。 宮部教官は私よりはるかに上手です。 ラバウルで乗っていたいや真珠湾攻撃で乗っていた零戦で自分は行きたいのです!わかりました。 私は宮部さんの零戦に乗って飛んだ。 隣に宮部さんが乗った私の零戦があった。 突然発動機から…。 そこから不時着できるのは喜界島だけだった。 西に五十浬!それまで発動機がもつかどうかわからない。

宮部が教官を…。 だが私たちの会話は宮部さんのことばかりだった。 宮部さんは僕たちになかなか合格点くれなかったんです。 今の自分があるのは宮部さんのおかげだからです。 宮部さんと私が最後の出撃をした日のことを。 あの時あの絶望的状況の中1本の蜘蛛の糸が宮部さんの前に降りてきた。 宮部はなぜあなたを選んだのでしょうか?うっ!そんな大切なものを宮部さんのおかげです。 何度でも言います!私は宮部さんに生かされたんです。 宮部の外套を着たあなたを初めて見た時宮部は約束を守ったのだと…。