そのウイルスの感染はあっという間に拡大した。 感染を防ごうにもウイルスに対する免疫は存在せず当局も急速な感染拡大になす術がなかった感染の初期に発症した者のなかには滴る血と肉を求めてさまよい健康な人々を襲いむさぼる者もいた。 町はもちろん都市全体が壊滅状態だった文明の根幹が私たちの目の前で崩れ去っていった生存者は自分の身を自分で守るしかなかった。 助けて！そしてハンターと呼ばれる剣の使い手は感染者を追跡し抹殺したもう選択肢はない。 いいか感染者がいたら殺せ。
とにかくセキュリティーゲートを目指して全員で進むしかない。 リッキーいいから黙ってついてこい。 大丈夫か？ええリッキーは？ああ大丈夫。 この世界はウイルスが蔓延する前から混乱してた。 ウイルスの次は化け物。 だって相手は怪物や悪魔だし。 感染者だ。 あの化け物たちだって自然の法則に従って生存競争してるだけだ。 はじめ負傷者の何人かは感染しなかった。 吸血鬼じゃない？どう見たって吸血鬼だ！吸血鬼は年を取らない。 まずいことにあっちに感染者がいる。 セキュリティー・ゲートまで行くしか道はないだろう。
いや彼らは民間人で独自に活動してる通称ハンターだ。 申し訳ない残念だが我々軍の見解は国務省とは違うようだ。 いいかね？太陽が昇ると感染者は屋内に隠れる。 感染者なのか？違う。 我々の隊が前回感染者と遭遇したのはここです。 だがここを一掃しなければ感染者が野放しになり最悪の事態になる。 チャーリー？どうかした？ディランは大丈夫かな。 ディランも大丈夫よ。 ソフィアはすばらしい子でね町にウイルスが広まり出すと人々はこぞって逃げ始めた。
チャーリー大丈夫？生存者は何人いる？全部で６人。 みんなセキュリティ−・ゲートに向かってるの。 アー！素朴な疑問だがセキュリティ−・ゲートまで彼らはちゃんとルートをわかってるのかな？どうかしら。 非常用バックアップ作動中。 コードブラック強制退去命令発令。