土曜スペシャル「完成!ドリームハウス」

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この番組のまとめ

今回の舞台は東京の下町台東区。 上野のガード下では戦後闇市の面影残すいってみましょう。 ハハハ!おや?出前ですか?ここ天正は今から60年前に創業。 ですがこの建物自体は昭和2年に建てられたもので現在築88年。 そりゃあ大変だ!え?これ大きさどれくらいあるの?幅73cmの正方形。 真花ちゃんのために子供部屋を。

1枚だけ写真をよろしいですか?ここでおさらい下町台東区の老舗天ぷら屋さんが娘さん一家のお風呂は体育座りで。 くっついちゃってる!建築家川島はどんなアイデアで克服するのか!?うわ~年季の入った木箱。 新聞か!この2日後の5月3日に日本国憲法が施行され憲法記念日ができるんです。 看板建築?地震に強い建物をと建物の正面を平らにし防火性のある銅板やモルタルで覆う。 解体で現れた天井は日本家屋に洋風建築の技法を取り入れた当時でもハイカラなもの。

お隣の外壁部分に足場が組まれ補修工事がスタート。 お隣の石黒さんどうですか?やっぱり細長~い!商店街に佇む老舗の天ぷら屋さんは消え生まれ変わるための敷地が現れました。 一見シンプルな形ですがここに細長い土地でも広がりを感じる工夫がギュギュッと詰め込まれています。 ねえねえねえ大丈夫?こんなに細い鉄骨じゃダメなんじゃないの!?今回使われた鉄骨は一般的に軽量とされる鉄骨より更に小さく…。 上棟が進む渡辺邸ですがどうしてこんなに細い鉄骨を使うんでしょう。 高所作業車は3階の屋根部分暑そう…。

でもこの筋交いの鉄骨自体も細いよ。 ほんとに効果あるの?まるで花開いたような形状の筋交いはデザイン的にも期待できそう。 モルタルだこれはどうするんです?四角い缶に流し込んでる。 モルタルを四角い缶の中へ。 実はモルタルの下には鉄筋を埋め込んであるんです。 発泡コンクリート板は耐火性にも優れているんです。 関東大震災後に建てられ戦火を乗り越えた天正。 石膏ボードの上には耐火性断熱性を合わせ持つ防水シートが…。 これは?建物の外側をきっちり断熱処理しておけば室内のカビの発生も抑えられます。

階段を上がった2階が住居部分の玄関になります。 値は張りますが外階段は延床面積に入らないので容積率いっぱいに室内空間を広くとれるんです。 へぇ~外階段も家を広くするための工夫だったんですね。 創業196年下町の名物羽二重団子。 ところが!キッチンは3階ですが廊下そしてこの階段を通らないかぎり…。 ええ!ってことはキッチン作り直し!?はぁ~足場の外から吊り上げる。 すごいこと考えるね!キッチンを足場の外から引っ張り上げます。 あっという間にアイランド型キッチンが現れました。

当初は予算の都合で1階店舗の厨房を台所代わりに使いキッチンは作らない予定でしたがそうですか。 奥さんがやっぱりキッチンは欲しいと予算をひねり出しました。 これも渡辺家念願のもの。 ご主人が作るのは回転収納。 以前の家を直してばかりで日曜大工が趣味になったご主人。 家族で力を合わせて作った回転収納はこの2つ。 店舗部分に業務用冷蔵庫を搬入です。 88年間ボロボロになるまで頑張り続けた建物とバトンタッチ。 エッジの効いたモダンな店舗兼住宅が佇んでいました。