池上彰は…『アンネの日記』を巡る…更に…世界的な大ベストセラーなんですけどみんな必修で読まなきゃいけない。 アンネは迫害を逃れるため窮屈な隠れ家に一家で身を潜めて暮らしますしかしやがて捕まり…戦争が終わったあと生き残った…今も世界中で読み続けられています宮崎さんはお読みになりました？そうなんですか。 誕生日のプレゼントで日記をもらってそれでアンネはこの日記にキティーと名づけて親愛なるキティーへというかたちで日記を綴っていたんですね。
周辺国に攻め入りヨーロッパの大部分を占領しましたオランダでもユダヤ人迫害が始まったのです隠れ家ですね。 この机で日記を綴りながらアンネは体も心も成長していったのですアンネが大きくなる過程で今度は母親との関係が非常にうまくいかないわけですね。 アンネ・フランクはお父さんは大好きなんですがお母さんのことを徹底的に嫌っています。 一緒に隠れていた友人一家の息子です特に男性の場合女性が少女からやがて一人前の女性になっていく過程というのはなかなか見ることができません。
中世のヨーロッパではですねユダヤ人が就ける職業というのが仕事をやりたくなかった金融業などの仕事しか土地を所有することが許されなかったんですよ。 池上彰が世界を変えた本にあげるアンネが運ばれた収容所の中には劇場までありました。 ここはアンネが実際に収容されていた建物の跡地アンネは１か月ほどこの収容所で過ごし次の場所へ運ばれましたここをモデルにヨーロッパ各地に強制収容所がつくられます。 ポーランドのアウシュビッツ。 ここはアウシュビッツにほど近いクラクフという町。
実はエバさん小学校時代アンネと同じ学校に通った同級生だったのです当時の写真を見せてくれました小学生のアンネエバさんもナチスの迫害を逃れるため協力者の家に身を潜め隠れ家生活を送りました。 彼女の各国で翻訳された『アンネの日記』は世界的ベストセラーになりました世界中の人々がこういう思いが募ってくるわけですね。 第一次中東戦争が起こります現在はユダヤ人が支配地域を広げアラブ人は２つのパレスチナ自治区。
この分離壁が出来て以降イスラエル側での自爆テロっていうのは激減したんですね。 イスラエルと対立するパレスチナ自治区ガザ。 それから街のあちこちにこれまでガザ地区の住民は１９４８年の第一次中東戦争以来６０年以上難民として暮らしています壁で隔離されているため生活物資も十分ではありません後ろに見えます橋これ実は去年の１１月イスラエル軍の空爆によって破壊されたあと急遽建て替えられたものなんですね。