ジョン：幼い頃地球温暖化について激しい議論が交わされていた。 しかし現実は予想をはるかに超えた大地震により地下から熱水が噴出。 ２０４８年２月我々は水没したロサンゼルスにいた。 息子たちにはいつもどおりの作業だと言ってあったが私の探索は終わろうとしていたジャック遅いぞ。 ハハハッ。 なぁ親父ひと仕事終わったらその本は何なんだ？教えろよ。 どうぞ先ほどから枢機卿がお待ちです。 この記録によると杖が最後に目撃されたのはバチカンでです。 何百年もの間倉庫として使われていた修道院ですね。
なんでだよ？クライアントの要望だ。 修道院だ。 修道士が経典を読みながら一生を送った。 止まれ！いいか？１２３！「パスパドレヌムシクトランジトエステ」。 まじめに日曜学校へ通ってた甲斐があったな。 どうしたんだ？トーマス別の出口を探せ！ああ石像の裏に階段へ抜けられる小さなドアがある。 この短剣はテンプル騎士団のものです。 テンプル騎士が盗んだのか？どうやら我々は８００年ほど遅かった。 ニューバチカンの仕事はいつ終わるの？わからん。 修道院で見つけたのは単なる手がかりだった。
ジョバンナは自分の意思で船をおりたんだ。 今日の水位を見たか？報道ではこの１週間で２ミリ海面が上昇したとされているがウォッカ・トニックでいいか？どう考える？キミの研究を支援したい。 それも全面的にと言ったら？最新鋭の機器に実験許可も取りつけてやろう。 ん？ジョバンナのこと俺が悪かったんだ。 ジョバンナを追いかけるのか？いや生き方を変える。 ジャック？ドレスデンで何をしてるの？その銃は何？見つけたお宝を守るのが俺の仕事だ。 第二次世界大戦のときに破壊されてそのあと再建されたんだ。
ダメだ頑張れ！ジャック…バッターリャ枢機卿に届けろ。 ジャック。 親父…親父？うっ…親父！！その筒をよこせ！渡すか！！ジャック…ジャックお願い…その筒をちょうだい。 バッターリャ枢機卿！枢機卿！衛兵侵入者だ！捕まえろ！止めろ！兄さん！やめなさい。 バッターリャ枢機卿。 伝説によるとエジプトの初代ファラオがあの杖を使いナイルの氾濫を治めた。 エジプトの歴代の王はソベクの杖を使いナイルの水を制御してきた。 その鍵を探してはくれないか？ジャックトーマス知っておいてほしいことがある。
でもフィリミノフはバカな男じゃない。 そのフィリミノフが信じてる。 それホント？整備士が必要なんだ。 早速来てほしい行こう！店長！何だ？私辞める！何だって？おいカーラ！どこいく！枢機卿。 メルカディエは王の手に杖を持たせただろうな。 手だった部分はフォントブロー修道院だ。 なら大至急修道院へ向かおう。 ジョバンナも同じ予想で修道院へ来るんじゃないかな？ああかもな。 ジャック・クビアックは喜んで交渉に応じるだろうよ。 どうしたんですか？オフィスは出ない主義なんでしょ？かなりの投資をしているからな。
クビアックの船がきた。 ジャック・クビアックに会ったな？いい？私の言葉を信じてちょうだい。 安全な場所などどこにある！？こうしている間にも海面の上昇によって距離は一定に保て。 海面の上昇で陸地が消えうせ金を持つ人間が残らず私の持つ水上都市に移り住んでからな。 宇宙エネルギーの収束点よ。 何だその収束点ってのは。 地球は電磁エネルギーの塊なの。 強力なパワーが交わる場所は収束点と呼ばれる。 その近くにはプレート活動の不安定な場所が必ず存在するわ。 それによって海面をコントロールできることも…。