ガイアの夜明け【逆境の技術者…異分野への挑戦!】

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この番組のまとめ

しかし富士通の植物工場が他と違うのはここがもともと半導体の製造工場だったこと。 人口12万人あまりのこの町に大手電機メーカー富士通の半導体製造拠点があります。 リーマンショック後半導体不況にあえいでいた富士通は会津若松工場の事業再編を発表。 そして今閉鎖された半導体工場はなんと野菜工場に生まれ変わっています。 でも宮部さんは手探りで半導体工場を野菜作りに適した工場に変える努力を続けてきました。 その1つが半導体工場時代に使っていたクリーンルームを転用すること。

いろいろな野菜をテスト栽培するなかで第2弾の商品として絞られてきたのがこのホウレンソウです。 ところで富士通野菜の売りであるカリウムの含有量はどうなのでしょうか?葉っぱをすり潰し簡易測定を行います。 これなら低カリウム・ホウレンソウとして売り出せます。 低カリウム・ホウレンソウは受け入れられるのでしょうか。 全国20店舗のスーパーに富士通のキレイヤサイ低カリウム・ホウレンソウが初お目見えです。 生で食べておいしいホウレンソウをアピールしたいと富士通の営業担当者が試食販売に立ちます。

例えば子供用品専門店の西松屋チェーンでは元東芝の技術者がプライベートブランドのベビーカーを開発しました。 このようにジャケットを中に入れ三洋電機の技術者が新天地で新たな商品を開発したといえます。 そのラインを見つめるのがサクラクレパスでは新商品の開発を担当していて今作っている商品に生かせるものはないかと探しにきたのです。 シャープからサクラクレパスに転職した家電メーカーの技術と文具メーカーの特殊な材料を合わせた商品の開発を進めています。