ここホワイトサンズを赤字から黒字に巻き返すね。 前にフェスティバルやったろ？おいまさかまたイベントをやろうというのがプランか？前回ので住民たちは懲りてる。 まあ見て親からの自立を祝って行う年に一度の自己表現の場となるフェスティバルさ。 それ昔のクンバヤ・フェスティバルの写真だろ？あの時はヒッピーどもがわんさか走り回ってたな裸で…ハイになって。 この島でもきっと成功するさサンドマン・フェスティバル。
いえ男性のジャック・パワーズ先生にお話が。 先生にはサメが出たときお世話になったんですが研究よりサメと泳ぐのが好きって方でしたもんね。 ソーシャルネットワーク万歳。 えぇミスター・バッジオグリーン氏のパーティーご期待どおりのものになるか確かめます。 ミスター・バッジオはあなたがムチャしないことを確かめたいの。 何しろ奴の扱う火薬は軍用レベルだフェスティバルでド派手にぶっ放すんだとさ。 その横にビールと食べ物のワゴン後方にはちょっとしたＶＩＰエリアを設ける。
ごめんなさいあなたは？こちらはアマンダ・ゴア俺の弁護士さ。 ジミーへの出資者の代理人。 あっ春休みに学生集めてサンドマン・フェスティバルっていうパーティーするの。 フェスティバル？お前またやろうとしてるのか？今度のはフェスティバルっていうよりパーティーさ。 だが専門家に見てもらうまではビーチは閉鎖とする。 なに？閉鎖するのか？いつまで？だから専門家が…。 いいな？それでイカれたフェスティバルが開けるだろ？他の商売も救われる。 観光客が来て皆万々歳。 もっと細かいチェックをしてＤＮＡ検査をすれば確実ね。
２４時間閉鎖されたの知ってるでしょ？一般人には閉鎖でも俺は例外。 なぁこの契約書俺の親父にちゃんとサインをもらってある。 ここホワイトサンズの町長のサインだ。 だからこのまま…フェスティバルの…宣伝を…するんだ。 生えたばかりの歯に見えるのに私が知るかぎり大人のホオジロザメのより大きい。 ホオジロザメじゃない？どっちかっていうとシロワニのように見えるわね。 父がジョシュア・ツリーで発掘した先史時代のシロワニの歯よ。 炭素年代測定やＤＮＡとかいろんな検査をしないと。
ミュージック・フェスティバルだとちゃんと言ったか？もちろんなのに…。 つまりキャンパスでもＳＮＳでもケータイでもどんなにセキュリティーの厳しいところでも宣伝できる。 っていうか実はターゲットの件数を３倍に増やすプログラムはエリンが作ったんだ。 なんで帰ってきたの？言ったろ？フェスティバルで島を救うためだ。 あ…あっ！明日までにフェスティバルの準備をしなきゃならないのに遅れてて。 聞いたか親父ジョンは初めからフェスティバルを中止させようとしてたんだ。
ビーチ・シャークが死んだ今フェスティバルを開くのが俺の務めだ。 楯麟っていわれるウロコのようなものが流体力学上飛躍的に進化したの。 何千人っていう大学生がホワイトサンズのビーチに押し寄せてきてる。 そのカネで島の人々が救われるんだぞ！フェスティバルをつぶせばこの島も終わるかもしれない。
ああありがとう！親父がいなけりゃこのサンドマン・フェスティバルはきっと夢で終わっていた。 見てるか？親父！早速始めよう！大学の悩みはベッドに置いてビーチを盛り上げていこうぜ！ＤＪプランＢ！イエイ！ＤＪ！現在のところ特に混乱は見られませんが引き続き警戒にあたってください。
サンディ聞こえるか？２時の方向に１匹確認！待って。 どけどいてくれ！サンディ！ガキどもが作った砂のサメだ。 どっちがレックス？あ…っていうかＴレックス。 ドラッグはまずいっしょ。 ああそうドラッグ反対。 ブレンダ警告しろ！サメはあちこちにいる。 急げブレンダ！頑張れよな？しっかりしろいいか死ぬんじゃない。 なぁブレンダ逝くな頑張れほら。 ブレンダ聞こえるか？呼んでる。 ブレンダは？あ…ブレンダはその…。 何だ？彼女…サメに半分食われた。 けど俺誰も殺してないし十分苦しんだ。
サメを退治したの？そりゃ無理ってもんだ。 感謝しますマックソーリーさん。 銃か？砂に潜む人食いザメの大群を銃で止められると思うか？他に手があるって言うのか？何千人もの若者が島に足止めされて出られないでいる。 ケーキビュッフェ目当ての豚どものようにな。 水槽ならぬ砂場に閉じ込めるのさ。 巨大なサメの砂場に。 砂場？なんだそりゃ？ついてこい見せてやる。 これが俺の砂場だ。 ただ燃やす前に大丈夫だっていう証拠がいるけどな。 これだけか？濃縮してあるから十分威力がある。 電力は足りますか？ああ送電線につないだ。