そんなわけないでしょフランク。 間もなく出発のロンドン行き1007便をご利用のお客様は7Aゲートから…。 悪いがキミのスケジュールは優先事項じゃないんだ。 フランク。 フランク・マーティンだ。 セルゲイがいる。 えっ?セルゲイ…。 ようセルゲイ。 チッ…お前に仕事頼むようになって2年だがすべて順調で大方満足してる。 ホントか?なんでそんなことを知ってる?運び屋はフランク・マーティンか。 セルゲイはフランクを雇ったんだ。 いいか?6年前フランクと俺は特殊部隊にいた。
ここにある倉庫で明日の真夜中にピックアップする。 さぁなジミーいつもどおりピックアップして国境を越えさせるだけだ。 バカいえフランク。 デヴォンフランクが入れるようにドアを開けてこい。 いいぞフランク。 朝飯前だったろ?フランクだぞ!おい!アイツだなんて聞いてない!離せ!まぁまぁ落ち着けって。 もしフランクをハメるなんて言ってたらお前引き受けなかっただろ?あぁ当たり前だ。 仲間だぞ!それは過去のことだデヴォン!アイツがどうやって俺たちに背を向けたか忘れたのか?何言ってる。
なんだ?セルゲイジミーだ。 そいつの名前はフランク・マーティン。 ホテル・セントラルから6時43分頃発信された電話の…。 いい知らせだろうな?依頼主はセルゲイ・ザヴロフ。 フランクの居場所はホテル・グラシエンヌだ。 ホテル・グラシエンヌ?どうしてわざわざ私に報告する?ブツのことでヤツと話したいんじゃないかと思ってさ。 フランクに。 フン!なにフランク?誰もいない。 予約者の名前はジェームス・シヴィア。 キミがルールを守ってもセルゲイってヤツは守らない。 ヘヘヘッやるなフランク。 また見殺しか?フランク。