報道特番 天皇陛下「お気持ち」表明

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この番組のまとめ

天皇陛下が生前に天皇の位を譲る生前退位の意向を示しているとされています。 今日、天皇陛下ご自身がみずからの言葉で象徴としてのおつとめについてお気持ちを表明されます。 日本の皇室制度を大きく変えうる天皇陛下の異例のメッセージを報道特別番組でお伝えしていきます。 お言葉を直接国民にビデオで伝えるということを選ばれたという点が、いちばん陛下、それと同じお考えで、先ほど昭和20年8月15日の玉音放送が流れましたけどもその後、東日本大震災の際のビデオメッセージがありました。

このあたりは宮内庁にいらした立場でどうですか?これは政府としては法律改正が伴うことですから仮に内々で陛下のお気持ちを伺ってたとしても宮内庁や内閣が陛下のご意向を出してそれで法律改正の手続きを進めるというのは憲法に規定していますが国政に抵触する恐れが、解釈でそこまでがんじがらめなのかという説もあると思うんですけれども実際、その法律で陛下の権限というものは規定されたものありませんからただ、国政を担当している国会の審議に天皇の考えというのは影響を及ぼす可能性が大いにあるとですから、そういう直接的であれ第2条には

これを決めたのは明治22年の明治憲法とあわせて作った旧皇室典範。 宮内庁は過去、国会答弁で生前退位を正当化することに恐れといいますか、懸念を表明したことがあるんですよね。 反対してる理由が政治的な圧力によって生前退位される可能性恐れがあるということ、どうですか?私はないと思います。

そういう意味では天皇陛下がどういった表現でお気持ちで、どいういったことを触れられるかということをみていきたいと思います。 田原さん番組冒頭からお話をいただいていますがあらためて象徴としての今の天皇陛下のお気持ちどんなふうに?今もうおっしゃった憲法を順守でしょう。 天皇または摂政がという条文がありますから当然のことをおっしゃっているわけでただその場合も憲法の改正条項もふくんで順守するということですから安倍政権がどうとか、野党がどうとかそういうレベルの話ではない。

両陛下の姿ありましたが山下さん、途中でVTR中にも被災者と同じ目線に立つことに異論もあったという表現もあったのですがこれはやはりそれまでの天皇陛下とは違う形でやられてきたわけですね。 日常的に天皇陛下のご公務というのは多岐に渡るということなんですが実際現在82歳の公務はどれくらいあるのかというのを、見てみたいと思います。 こちらのカレンダーで今年の6月までのご公務見ていきたいんですけど天皇陛下が公務をされたのはこの赤くなったところ、すべてです。

報道特別番組、天皇陛下のお気持ち表明。 天皇陛下が天皇の位を譲る生前退位。 こちら生前退位を行った天皇たちです。 125代続く天皇の歴史の中で実に半数の天皇が生前退位を行っています。 当然、現在とは時代背景もまったく違いますがそれを踏まえたうえで、これまでの生前退位の歴史を見ていきたいと思います。 最初に生前退位を行ったのは飛鳥時代の皇極天皇です。 後白河法皇は30歳で天皇を生前退位し、息子、二條天皇にその座を譲ります。 こちらは江戸時代の第112代後西天皇。

その後にお会いしたとき、非常に人々に自分の気持ちがよく伝わったということを、言われてましたし、その前には皇后さまですけど国際児童図書評議会の総会がインドのニューデリーで1985年にあったんですけどインドが核実験をしたので、日本が要人の往来を禁止しましたのでそのときビデオメッセージというかたちで出されたんですね。 宮内庁からビデオメッセージの配信とあわせて天皇陛下が述べられたお言葉をそのまま文書にして私たちメデイア側へと送られてきました。

我々国民のほうからはいしまして今の陛下のお務めはまさにお見事、立派なすばらしいお務めをなさっていらっしゃるように拝しますけども、それは陛下ご自身にとってはそれが決して十分ではないというお気持を深く心に刻んでおられるということが伝ってまいりました。 お言葉の内容というのは今まで陛下、今日、突然おっしゃったというよりも天皇に対する陛下の思いといいましょうか、今まで機会があるごとに何度もおっしゃってますのでねお言葉の内容自体は今までの陛下のご姿勢と変わらない。

小池さんは、陛下のお言葉どんなふうにお聞きになりました?一番最初のほうでは個人というお言葉をお使いになって、個人としての自分の気持ちというふうにおっしゃったのが法的な面でのこれが政府の提言とかじゃなくて、全身全霊を込めてやることこそが象徴だと。 小池さん、改めてどういうお気持ちを、ここから感じますか?昭和天皇が最後に会われた外国賓客のアイスランド大統領、随行したことがあるんですけど昭和天皇の歩みというか法の進め方は本当に一歩一歩という感じでたいへんなものがあったと思うんですね。

ですから陛下即位後、平成15年までに47都道府県を全部お回りになったんですが最初のころは、植樹祭がある県に行かれると、隣の県もと。 国体が次いつか、植樹祭がいつかとしばらく隣の県に行く予定がないと行ったときに隣の県もと行かれてこれは何も宮内庁や政府が行ってくださいといってるわけではなく両陛下のお気持ちでできるだけ早いうちにその47都道府県回りたいと。 私としては天皇陛下が国民に向けてご発言されたということを重く受け止めております。

僕は天皇にできれば無理だと思うけど、31歳で皇太子になられた成仁親王殿下。 おりに触れ、陛下と話し合われるという皇太子さま。 皇太子さまは今日陛下のメッセージどうお聞きになるのか。 先ほど、フリップで皇太子さまへどういうお言葉があるかということを注目されるとお話しされていた小池さん。