はるか古代の人類の移動の謎に迫る実験航海日本列島に人類がやってきたのは今からなんと3万年以上前。 そのなかでも今最も注目されているのが沖縄ルートなぜなら3万年以上前琉球列島の各所に突然人類が現れたからです。 どんな技術があり得たのか…さまざまな実験をしてみますこういうものを身に着けていたのかしら?2016年夏草を束ねて造った舟で実験航海のスタートですまず目指したのは与那国島からおよそ80キロの西表島私たちには想像もつかない3万年前の航海。
じゃあ旧石器人ってどんなふうに海を渡ったんだろうっていうのを調べるプロジェクトが今動き始めているわけですね。 考古学海洋民族学更に探検家海洋ジャーナリストなど海のエキスパートたちも加わりました国立科学博物館が主催するこのプロジェクト代表は人類学者の海部さんの最近の著書にはプロジェクトへの思いが詰まっています。
ところが台風接近のニュースです実験航海が行われました台風がやってきました直撃は免れたものの大荒れです2艘造ることにしたのですプロジェクト・メンバーの研究者も駆けつけ舟づくり最終ステージです欠かせませんでした。 もしクバの葉だけとすればどんなものが作れるのでしょう実はこのプロジェクトは日本の国立の博物館としては初めてクラウドファンディングで必要な資金を集めました。