コングロマリットのために書くのはイヤ！私を守って。 いやモード…オールデンはコングロマリットじゃない。 何言ってるの？あなたはここの編集局長よ。 あのジュディス・クランツが書いたものを子供も見向きもしない駄作だと決めつけたときから。 販売部長は言ってみりゃ私の弟分なんだ。 多少歯止めにはなるかな。 ウィルに会う前は作家の頭平気でこづいたりして…。 少しリラックスして何か食べたら？せっかくのごちそうだ！私は好かんな。
勇気がないんだよ今更失業なんて。 どうだったの？編集局長をやれと言う。 編集局長がクビだってさ。 ホントかおい！確かな情報だよ！オールデンの筋によるとスチュワート・スウィントンが後釜におさまるらしいな。 動物飼育のマニュアル本でも探してるんですか？いやいや動物にとりつかれたと言ってもそれとは意味が違う。 ジャングルで生き抜いた奇跡の野生児なんていうんじゃないのか？いえちゃんと肩書きもありますよ。 博士だ！ドクター・アレゼアス。 明日はセミナーが終わり次第帰ります。
あとは至急オールデンに面会のアポをとること今日の午後屋敷へ出向く。 おい大丈夫か？どういうつもりよ！うん？馬がアンタを怖がってるのを知っててなんでそばへ寄ってくるの！知らなかった…。 ハァ…お料理始める？仕事は何を？関係ないでしょ。 絶対間違いないさ。 狂犬病の検査は？あぁそれは問題なし。 ただとても奇妙な話なんだけどそれ以来オオカミがふだんから疲れをため込んで始終イライラしてた自分とはまるで別人さ。 大丈夫いいから。 顧問弁護士のキーズ君だ。
私の権限拡大と資金を増やすことを盛り込んでひとつ明日の朝までによろしく。 キャンセルするならご自分でどうぞ。 オオカミは昼間はなりをひそめ夜になるとうろつき回るがいつも体内にいるんだ。 まわりからいつも最もオオカミとかけ離れた男と言われてますよ。 これまでいわれてるものでは薬草儀式魔よけだがわしは儀式は知らんし薬草もない。 オオカミが出現しようともがいてもお守りが閉じ込めてしまう。 汚ねえぞウィル復讐のつもりか？会社のためを思うなら俺が必要なはずだ。
ニューヨーク市警のブリッジャー警部補です。 フロントの従業員が奥さんと言い合ってるのを見たと言うもんで…。 じゃもめたこと知ってたんでしょ？そんなもってまわった質問に答える必要ないわよ。 ひと晩中私は６時半に来てずっといたのよ。 あの…遺体から血液と皮膚のサンプルを採取しました。 もちろん…犯罪者リストと照合してるんですがもし差し支えなければあなたの血液と皮膚のサンプルもとらせていただけると…。 一応名刺を。 アリバイありか。 女がひと晩中一緒にいた。
納屋で結構。 それが皮膚のサンプルから出てきたのが動物のＤＮＡばかりで。 こちらではわからないので分署に聞いていただけますか？ローラ・オールデンですブリッジャー警部補に。 知ってるでしょスチュワート・スウィントンです。 ウィルは僕にとって単なる同僚というより大先輩です。 出版社に関する情報を聞きたいとかで今日は私父の代理なの。 スチュワート・スウィントンさん。 ここが済んだら一緒に１杯どう？キミのこともっと知りたいしよかったらウィルのこともっと話してあげるよ。