昔から変わることのない高温の直火で煮詰める伝統製法で江戸っ子に愛された味を守り続けているこうした日本橋の老舗のなかでも古参として名高いのがこちらの店。 味付けしていないかつおの一番だし好みで塩や醤油を足して味わう日本初のダシのスタンドバーだ更に3年前にはこんな飲食店もオープンさせた普通ならコンソメを使うところだが最上級の本枯れ節からとったダシで仕上げている相乗効果でおいしさが何倍にもなるという。
かつお出汁の特製ダレをたっぷり塗って焼き上げた焼きおにぎりのようなおせんべいこうした実験的な商品を直営店で販売しお客の反応を見ているこの仕掛けも津のアイディアだ次々と新しい戦略を打ち出す13代目。
生き残りに必死のかつお節業界でにんべんは特別な存在になっているここは明治時代からかつお節を作っているいわばにんべんのライバルメーカーだが…。 僕が思ったのはどうなんですかね?この商品の肝となる酸化防止技術もライバルに無償公開したのだ絶対クォリティーを落とすなっていうような落とさないっていうポリシーのもとに縮小するマーケットっていったら極端な言い方ですけどそういったなかでサバイバルをはたしていくっていうときに老舗企業としていちばん大事なことって何なんですかね?実は村上龍日ごろからにんべんの商品を使っていた。