ガイアの夜明け【暮らしに潜む“危機”を救う!】

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この番組のまとめ

みるみるコンクリートの表面が蜘蛛の巣のような模様に。 真上のコンクリートは高速道路そのもの。 音を感知するだけでコンクリートのどの部分に損傷があるのかその場所までわかるはずだといいます。 数日後茅野さんが向かった先に置かれていたのは板状の大きなコンクリート。 これは高速道路の路面をそのまま切り出したものです。 日本中が一気に整備された高度経済成長期から半世紀。 特殊高所技術が点検するのは橋だけでも全国でおよそ650か所。 そこに江口さんを案内してくれた特殊高所技術の和田社長の姿が。

首都ラバトにある国営高速道路会社の本社。 彼らが管理する橋などの点検のために阪神高速や特殊高所技術そしてJICA国際協力機構に支援を求めてきたのです。 そのモロッコから初めての研修生が3人やってきました。 特殊高所技術の創業メンバーの1人です。 うだるような残暑のなか点検技術を学ぶモロッコの研修生3人の訓練が続いています。 イスラム教の戒律があるため食べられるものが限られる研修生たち。 そこにはロープを自在に操るモロッコの研修生たちが。 11月下旬訓練の舞台はモロッコへ。

参加者が真剣な表情で見つめるのは江東区内の下水道内部の映像です。 人が到底入れない狭い下水道も走りながら撮影するだけで内部の状況を詳細に伝えてくれます。 こうして老朽化した下水道が驚くほど速く再生されていたのです。 こうした大きな下水道の再生にはより強度のある材料が求められていたのです。 下水道再生のプロ津田さんはより強い材料の開発を設計チームに依頼していました。 老朽化した下水管の内側に特殊な材料で管を作るSPR工法。 しかし積水化学に入社後配属されたのは下水道を再生する部署でした。