高速道路の安全を守る事故車両はトンネルを出て避難していた。 事故車両2台は衝突はもちろん2台の車に共通しているのはトンネル内で何かを踏みパンクしたということ。 果たして家族5人が乗るワゴン車がトンネル内を通過中センターライン上にあった鉄柱に気づかずパンク。 セダンはスペアタイヤへの交換が終了。 たまらず隊員は安全管理が第一業務のため基本的にパンク修理などを請け負うことができない。 まずは荷台にあるネジを回し車体の下からスペアタイヤを取り外す。 スペアタイヤでは安全な走行が保障できないという。
スキー場で生死にかかわる緊急事態発生。 ゲレンデスタッフたちも到着。 隊員は毎日コースを回り看板の設置や危険箇所の点検を行う。 軽自動車もフロントライトが割れるほどのダメージを受けている。 青い車が青信号の交差点を直進しようとしたところ横から突然軽自動車が突っ込んできたという。 路面の雪で滑り赤信号で止まることができなかったのか?雪で滑りやすくなった路面はドライバーの一瞬の心の隙を狙ってくる。 救助活動の更なる進化を目指す大沢隊長。
管制室のモニターには4車線の左側に止まっている黒い軽自動車を捉えていた。 先ほど停止していた軽自動車か?いったいどんな状況で事故は起きたのか?そして黒い軽自動車は側壁にぶつかり弾みで横転した。 この運転手によると軽自動車が突然エンジントラブルで停止。 一方追突した乗用車の運転手は…。 高速道路上での鉄則だ。 幸い車の外に出ていた運転手は大阪府警察高速隊のパトカーの中にいた。 雨の日の運転で気をつけなければならないのはなかでも高速道路でよく見られる幸いにも後続車にぶつけられることもなく2人にケガはなかった。
10分後ドラム缶を積み込んだ羽室隊員はパーキングエリアへ。 兵庫県北部にある公立豊岡病院但馬救命救急センター。 乗り込んだのは現場で治療するための緊急車両それはがん心疾患肺炎に次ぐ日本人の死因4位の病気。 番匠谷はその症状から脳梗塞と読んだ。 番匠谷の読みは当たった。 すぐにスタンバイしていた脳神経外科チームが緊急手術に取りかかる。 脳梗塞を食い止めることができるのか?高校生の頃人の喜びに立ち会いたいと産婦人科医を夢みて研修医となった番匠谷。 番匠谷には変わらないものがもう1つある。 番匠谷に嫌な予感。