コレクター諸君。 コレクターの皆さんご注目を。 ここ３０年ルーカス・リームほどベガスを震撼させた連続殺人鬼は他にいない。 ベガスの殺人鬼グッズコレクターも大喜び。 殺人鬼グッズ？有名な殺人犯が描いた絵や直筆の文書遺品なんかを集めてる人たちがいるのよ。 こんなものいったいどこで？警察が開催するオークションとかあと獄中の犯人から提供してもらうってケースも。 今回のガイシャデーモン・ハーローの遺体付き。 そうコレクター連中はみんないいヤツだ。
ハァハァこっちよレイチェルは私をクローゼットへ。 私がデーモンを殺したと？殺人鬼グッズコレクターそれで稼ごうだなんて逮捕されなくたって恥を知れってメールを送ったわ。 事情を教えてくれないか？お嬢さんの指紋が殺人現場で見つかったんです。 何だって？被害者の名前はデーモン・ハーロー。 途中経過はどうです？数えたら胸部と腹部に鋭器損傷が１１か所。 ボニーとクライドは１３人も殺害したんだ。 どういうこと？骨片ととんでもなくひどい人間のＤＮＡが一致。 ルーカス・リームの骨だっての？死んだ連続殺人鬼。
連続殺人鬼の骨を削ってナイフに変え再び人の命を奪わせた。 デーモンは裏のルートで得たグッズを扱ってたわけでしょ？なら凶器のナイフのほうも掘り下げたら怪しい裏のルートの連中に近づけるんじゃないかな。 見つかった骨片の皮質骨の幅から判断してナイフを作るのに使われたのはルーカス・リームの脛骨です。 問題は死刑のあとルーカス・リームの脛骨や遺体そのものがどこにあったかね。 ナーヴィックさん数か月前ルーカス・リームの遺体が州当局からそっちの葬儀社に運ばれた。 殺人現場で遺体の一部が見つかった。
死体安置所に落ちてた酒瓶はトッドのだ。 フフ…死体を盗むなんてブラッド・マーケット絡みだ。 ブラッド・マーケット？ああ展示会にあったグッズは全部直筆や写真車も合法だ。 スナッフフィルムやばい証拠品殺人犯の死体なんかもブラッド・マーケットなら買える。 その胸クソ悪いマーケットはどこだよ？ん～ネット上の匿名のサイト。 デザートスカイ６０ってユーザー名を使ってここ１か月ひたすらナイフのことを聞いてる。 リームのナイフ自体が目的なんじゃなくそれを売ってる人物を探してたのかも。
皮のジャケットについてるフリンジだった。 それとブルースを殺した犯人が身につけてたのはこの写真でルーカス・リームが着てるジャケット。 これ見てくれる？ジャケットについてるフリンジのせいかも。 それじゃジャケットを着て２人を殺したのはいったい誰か？ん～このジャケットなら極上の代物だな。 ならどうしたらブラッド・マーケットの業者に直接会える？無理だ。 ハッハッ！アンタ本を出しただろ？『事件を解決した男』ってすんごいタイトルで。 で？コレクションを披露してる。
どうするつもりだ？ラスベガス警察だ！全員壁に背を向けろ！ジェイコブ・ウォーレン。 全部話してくれない？リームのこのジャケット。 あなたのジャケットが偽物だって分析結果が出たからよ。 ジェイコブ・ウォーレンが持ってたナイフの分析が終わった。 ジェイコブは偽者だ。 ジェラルド・パーマーっていう別の連続殺人犯のね。 どう関係ある？この記事によると死刑のあとクリーブランドのある葬儀屋がパーマーの遺体を引き取ってる。 何年も集めてるみたいね連続殺人犯の死体を。 私の趣味は摘出した骨を手作業で磨きナイフを作ることだ。