私はロサンゼルス市警の警部補マコーミックだ。 ２人の運もここで尽きるか？大マジシャンジークフリードとロイでもないかぎり脱出は不可能でしょう。 ここセンチュリーシティのアラモ銀行周辺は戦場のような様相を呈しています。 アメリカ史上最も稼ぎまくった連続銀行強盗犯です。 実は２人が撃ち合いでこの世を去る直前私は独占インタビューをする機会を得ました。 さまざまな話題に話が及んだこのインタビューで２人は初めて世間を騒がせた連続事件の真相を語ってくれました。
でこれからどうする？パライゾデルマール。 パライゾ？パラダイスだ。 アカプルコの南の海にオジキがちっちゃい水上ホテルを持ってる。 メキシコか？そうアカプルコはメキシコが持ってる。 タキシード着て客にマルガリータを出す。 タキシードにマルガリータ。 ビジネスとしちゃリスクは高いけど他の選択肢と比べたらかなり魅力的かもしれないな。 誰が支店長か調べて自宅におじゃまして一晩一緒に過ごす。 タキシードにマルガリータだジョーいけるって！これでもうバラ色の人生だ！何か探しモンか？その銃で俺を狙え。
コイツチェック好きなんだ。 気にするよ！トランスミッション新品だ！それでどこ行く？ルーファス。 先ほどから話に出てくるサポーターですがもう少し詳しく説明してもらえますかね？サポーターってどんな役割を？ああサポーターっていうのは銀行からカネを奪ってくる以外のあらゆることをやってくれるヤツだ。 例えば泊まる部屋の手配道具の調達食料もだみんなのな。 オレゴンからカリフォルニアまで。 いちばん最初に狙ったのがオレゴン・シティ銀行。
『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』かい？いやそうじゃなくて彼が雪の中かなんかで木に寄りかかってるやつあれを目指したんだ。 異常なしの合図は？合図？ワシントンを中に向ける。 何？ジョージ・ワシントンだ。 警察無線チェックしてるからすぐにバレる。 イタリアウイキョウと新ジャガのグラタン。 キャーッ！止まれ～！大変！どうしよう！ねぇ平気！？大丈夫！？早く！ごめんなさいね。 早くして！病院よ病院！カスケード記念病院はノースイースト２２番街の８０１番地です。
助けてくれ～！精神的にかなりアンバランスで。 そうだ…警察行ったっていいのよね？それでこのアジトにみんなを案内するの。 ビーバーとアヒル！チャールズのヤツ…何が映画観ておいでよ！私は退屈してるわけじゃないわ！でも希望はなくしてるかも…。 間違った人生選んだだけ。 女々しい究極のおセンチソング。 俳句的世界。 歌える？あれでしょ？「ライド・ポニー・ライド」ハハハそれは『ムスタング・サリー』。 ポニーじゃないの？サリーっていう？僕が言ってるのは『ワイルドファイア』。
ドッティは？ドッティ？ほら窓口の。 ああそうか…ドッティね失礼。 彼女最近オリモノの量が異常に増えてるそうだ。 いまや超有名失踪人だ。 ショッピングしたの。 なんだ？ショッピングだって！？ああ悪いか？ガタガタ騒ぐな。 彼女そんなにいいか？だって理論上は女なんてみんな一緒だろう？だから不思議で…どうなんだ？そんなにいいのか？唾液の出方がいい。 どっさり？それって唾液腺に腫瘍でもあるんじゃないの？狂犬病のウイルスって…。
頭でサイレンが鳴ってる。 いいか？あれはなあのサイレンは…。 警察…そのサイレンか。 ありゃ本物のサイレンだ。 いいからお前はケイトを連れて今すぐ逃げろ。 早く行け！ケイトと逃げるケイトを連れて逃げる。 ケイト！早くテリーと逃げろ！！パトカーよパトカー！わかってる。 腕バタバタすんのやめろよ！置いてくなんてイヤよ！ほら！パトカーがこっち来る！！ケイトほら急げ！でもテリー…。 いいから乗って！サイレン聞こえる？僕まだ聞こえるんだけどこれ気のせいかな？落ち着いて。
それから政治家のディズレーリの髪型あれもダメだし。 ああこれ？これはたぶん血管拡張神経の異常で…。 おいジョー！やあ！本当に自分でもショックだった。 でもショッキングでショッキングなお告げだ。 いったい何しやがった！テメエ俺の女横取りしといてただで済むと思ったら大間違いだ。 ジョー！彼のコートが汚れるでしょ！こっち見てよこっち！私の話ちょっと聞いて！私は銀行強盗と逃げた。 それって変な選択だけどあのときの精神状態じゃ無理ない。 ハンサムで野心的だから。
それで見てたら赤毛の女性がいてこのカルフォルニアの青年がまさに偶然撮影した映像に映っていたのはお泊まり強盗とケイトさんの姿でした。 今回の特別番組にあたりケイトさんのご主人に犯人に向けたメッセージを伺いました。 メキシコでホテルを買い取ってナイトクラブに改装する。 ナイトクラブ？そう。 星も見えるし足がチクチク痛んだと思ったら突然耳が片方聞こえなくなった。 偏頭痛か？いや脳腫瘍。 嗅覚腺？嗅覚腺あっそうそう。 脳腫瘍だ間違いない。 えっ！？ああアイツが僕の瞳孔見てサイズ違うってさ。 最初は兄貴今度はお前。
ハハハウチが大損するとこだハハハハ。 テリー！こっちだこのパトカーに乗れ！ストップストップストップ！車を止めろ！緊急事態だ。 だがぶっちゃけた話銀行強盗ってのはそう難しいことじゃない。 だろ？俺は銀行強盗じゃない。 俺はスタントマンだ。 これからどこ行くの？ハリウッドまでドライブ。 へぇなんで？スタントマンだから。 お前１人か？大丈夫か？唇がちょっとね感覚がないんだ。 踊りが苦手なんだ知ってるだろう？また！お前のダンス最高だぜ。 どっちか…ああテリー？無理だよ右腕が麻痺してる。
大丈夫平気だって。 大丈夫？ほらミルクよ眠れるわ。 何で？あぁ乳糖アレルギーだ。 何？乳糖アレルギー。 乳糖アレルギー？ひどい下痢する。 だがパティ・ハーストは刑務所へ行った。 最後の大仕事一回きりのいい手があるんだ。 小細工は一切なしだ。 でも大丈夫プランは完璧だ。 ２人の身勝手きわまりない犯罪行為は果たしていつまで続くのでしょうか？彼らの人相や特徴はすでに広く知れ渡っています。 アメリカ市民のみんなそれと全国の捜査機関で働く人間にはっきり伝えておきたい。
やだね？なんだお前小学生かもうちょいマシなこと言えよ！あいにく今こじゃれたセリフは切らしてんだよ悪いか？待機続行。 待機その場に待機！よしレッドチーム！全員待機！ぐあっ…ああ！テリーへのショットガンよ用意。