よしじゃあ西尾君が店の外に出て記者を引きつけろ。 あっ西尾君西尾君。 ちょちょ西尾君。 え？だって全然売れてないから不倫しようがバニー着ようがチャイナドレスで町を徘徊しようがセーラー服で世界を挑発しようが撮られる可能性はゼロです。 正社員の俺よりシフト入ってるシフト界の木村大作だぞ？誰？今日言おうと思ってたんですけどね俺だってドラマのレギュラー決まったんですから。 よしじゃあ俺が上の者にかけあって西尾君が安心して長期休めるよう談判してくるな！いや大丈夫です大丈夫…。 大丈夫大丈夫チュパチュパ…。
西尾さんってお仕事何されてるんですか？まあ…一応俳優。 カット！オッケー！大丈夫だった？今。 大丈夫？これ見えた？最高でした。 ああよかった！では昼休入ります！４５分再開でお願いします！今日もカレー？お待たせしました。 ちょっといいですか？なんですか？『週刊文春夏秋冬』の松田と申します。 先日中目の居酒屋から一緒にお逃げになりましたよね？酔ってて覚えてないです。 んっ？あっ水川あさみの熱愛疑惑騒動。 キーマン・大森がブチ切れ！記者相手に暴行寸前！えぇ～っ！？ひどいですね。
まさか水川さんも陰毛占いを…。 全部違うんでしょ？私本当は…私本当は…。 私本当は…。 昭和２５年おやじが高校生のとき朝鮮戦争が勃発。 そのころ日本でシラミを除去するＤ．Ｄ．Ｔ．という消毒剤が出回った。 当時これが国民全員に義務づけられ誰もが白い粉を体中に吹きかけられた。 そこに目をつけたおやじ「ヘヘヘこいつを売れば一攫千金になる」。 そしてＤ．Ｄ．Ｔ．に似た石灰をドラム缶に詰め衛生局の腕章まで作りヤミ市で売りさばいて大儲けしたらしい。 だけど本当の正体はただのど変態なんです。