えっ?ナオミのお父様から手紙?いいえ違います。 スカーレットが…帰って…くる?今日?急いで帆をあげろ!岸につけるぞ!了解ターナー船長!ママが帰ってくる前に家をきれいに片づけなきゃ。 「仕事なのはわかるけどそばにいたいの」「ひとつの屋根の下で」「家族で暮らしたい」「それが私の夢」「昔からの夢よ」「ずっと憧れていた」「幸せな日が来るかも」あの鐘知ってる。 アホイ家族のみんな!アホイママ!挨拶しに行く?ハハッ大丈夫です。 ハア~!ウフ〜!フッフフ~!ナオミ!ママ!ターナー船長。
プリンセス・エレナ?おはようございますターナー船長。 ウェイフェアラー。 ウェイフェアラー。 アバローのプリンセスとして海について詳しい方の力をぜひお借りしたいんです。 エレナに頼まれたとおりスカーレット・ターナー船長にアバローのよさをわからせるんです。 ターナー船長がアバローからの引っ越しを取りやめればプリンセスに恩を売れるってわけね。 ナオミがアバローにとって重要な人物だってわかれば心が変わるかも。 荒れ果てていた灯台をナオミが責任者となってきれいに直してくれたんです。
あぁ…スカーレット・ターナー船長を沿岸警備隊に入れようとしたのはエレナなのか。 ナオミはアバローでこんなに大切にされていたのね。 スカーレット急になんだ?どうしたの?ナオミ小さい頃船でロープを結ぼうとしてしょっちゅう手を擦りむいていたのを覚えてるかしら?ナオミは泣き言をいわなかったわ。 アバローで暮らしましょう!あぁやった!やった!あの…この前の仕事はまだあります?プリンセス。 早く教えてあげなきゃ!ナオミたちがアバローで暮らすことになったの!おかえりなさい。