ゴー！ひゃっほ～！この町でちょいとは知れたイタズラ集団の僕たちそれぞれに言い訳はあるけど…ただそのイタズラが１人の男の登場で高校球児の甲子園みたいに熱くなったんだそして…！ぼくたちと駐在さんの７００日戦争！「飛んで飛んで…」西条を取り締まったばっかりに…ふざけんなよ！あの駐在の野郎！ああいう坂道はよ自然とスピードが出るだろうがよ！そもそもああいう場所でネズミ捕りすること自体フェアじゃねえだろうがよ！俺はぜってぇあの駐在許さねえ！ただ相手は国家権力だからね。
このバカもんが！本当にすみませんでした！今度こそ厳しく厳しく言って聞かせます！寺島先生ほんとに厳しく言ってくれてます？ママチャリ葬式で吹こうと思ってたその楽器今吹いてみろ。 ママチャリとグレートは初めてだよな？こいつジェミー。 またママチャリがナイスな作戦を考えたので発表する。 和美…あっママチャリもしかして。 あ２人乗り！ちょっと！そこの２人乗り！止まりなさい！危ねえっつってんだろ！発射！やめろっつってんだろ！これぞ武田信玄も真っ青！信長鉄砲隊作戦じゃ～！おっとよい子のみんなは決して真似しないように。
おっ…おっと！グレート井上基地がなくなるってことはどこへ？てなことで作戦会議は駅前の喫茶店に場所を移したのだが喫茶店といえば大人が行くところであり高校生は入りづらい空気がありにけりすみません遅くなりました。 さて次は何を仕掛けるんですか？ママチャリ軍師。 みんな聞いてくれ！俺は恋をした！みんなも知っている喫茶店の君だ！たぶん小学校の頃に好きだった入江先生を初恋と言わないならばこれが初恋だ！俺はこの作戦が成功に終わって生きて帰ることができた暁には彼女にこの気持ちを告白しようと思う。
ちょっと待て逆にあの駐在と仲よくなりゃあ美人妻にいつでも好きなだけ会えるってことじゃん。 加奈子さん…。 加奈子さんっていうんだ。 クッソ～！いや辻村さん知らないじゃないですか加奈子さん。 加奈子さんの妹？なんだお前ら！何でいんだよ。 夏休みの自由研究で「駐在さんの仕事を支える」をテーマにインタビューをお願いしているところなんです。 お～いただきます！加奈子！こんなバカな奴らにアイスはもったいないよ。
１個も腹話術使ってねえじゃん。 名付けて逃げられない鳥作戦！そしてそのトリモチをバイクのシートにたっぷり塗り塗りさせていただきましたよそれでは実際にバイクに乗って説明します。 どうだい太郎君勉強になった？うんすごく勉強になったよ。 許せねえ！中学の頃から誰よりもケンカが強かった西条どったの？病院行かないといけないのに受け付け終わっちゃう。 加奈子と美奈子が先行ってると思うから俺行くわ。 東京とか行くんだろう？西条お前親父さん死んで母ちゃんこの町でお前育てるために一生懸命働いてる。
あっちょっと待って！花火を？盗む？今度隣町で花火大会があるだろう？毎年８月の終わりにやるやつだよ。 あそこの花火をさ盗んでやろうぜ。 花火が盗まれたらそりゃあその日の花火大会は大騒ぎよ。 あれ本当に花火盗むことが目的かな？えっなんで？いやなんとなく。 え～？隣町の花火がここから見えるわけないじゃん。 絶対ウソだよこの病院の前に花火なんて上がるわけないもん。 そっかまだ言ってたか花火大会のこと。 前のお庭で花火買ってきてやろうって言ってもダメなの。
その日花火大会があるから見ていけってお姉ちゃんに言われたんだけど。 あれ？もしかしてお前のジェミーってバイオニック・ジェミーっていう意味？正直ガキの頃から女装似合うんです。 なに？今夜花火大会だね。 あ駐在さんお疲れさま！まずは千葉君がスタッフの服装で花火置き場に潜入あの…中の荷物運ぶの手伝えって言われたんですけど。 千葉君は打ち上げ用の導火線と火薬を…セーフ。 ボンの大きさとか飛ぶスピードとかそういうのでそれぞれの個性が出るんだよ！でこういよいよ花火師の世界に入るわけですね。