南部のミンダナオ島へと向かった取材班が降り立ったのはライフルを装備したフィリピン軍の兵士だ今年5月20万人が暮らすマラウィという街で戦闘は始まった。 「イスラム国」に忠誠を誓う地元の武装勢力とフィリピン軍が激しい銃撃戦となり多数の死者が出たドゥテルテ大統領は非常事態と判断。 過激派組織の残虐さを語ってくれた現在マラウィとその周辺地域からの避難者は40万人近くにのぼっている避難所はどこもすし詰め状態。
池上さんなぜISイスラム国に忠誠を誓う過激派組織がフィリピンに誕生したんですか?はいそうですね。 そしてイスラム教がこう世界に広がっていく過程でインドからインドネシアそしてフィリピンへこのあたりは特に貿易商人たちが商売をしながらイスラム教を伝えたということがありましてフィリピンも15世紀にはイスラム教の国としてスールー王国というのが建国されてるんですね。
壮絶な現場発煙弾を投げる次の瞬間…いよいよ取材班は兵士とともに戦闘の現場へ安全を確保しながら無人の街を進むここはフィリピン軍がマウテグループから奪還したエリア。 だが街はすでに破壊しつくされていた安全な道を選んで先へと進む敵に狙いを定め…こうした戦闘拠点をいくつも作りマウテグループを追い詰めていくそこで見た現実とは?戒厳令下のフィリピンミンダナオ島で何が起きているのか?フィリピン軍の同行のもとジパング取材班は…建物の中でも安全な場所までは駆け足だその先にいたのは軍の兵士スナイパーの目の前には川。