午後ロード「アイガー・サンクション」いぶし銀の名優たち④殺意渦巻く死の山へ

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この番組のまとめ

なにも殺すことはなかったのに!だってマイクロフィルムをとらなきゃ!ある者はこのまま学業を続け美術への関心を更に深める者もあるだろう。 美術以外の世界に関心を向けるものそれもあるだろう。 いずれにせよ最後に私は美術は決して万人の共有財産ではないという点を指摘しておきたい。 美術はそれを味わい得る者のみの財産で多くの一般大衆にとってはまったく無縁の存在だ。 実はうちの諜報員の1人がスイスのチューリッヒで2人の男に私はもう殺しはたくさん。

というと?国税局から私の絵のコレクションについて一筆書いたものをとっていただきたいんです。 国税局が私の絵のコレクションを調べた結果すべて合法的に入手したものでしたがって私を正当な所有者と認め課税対象にはしないというまぁ要するにお墨つきですね。 口が悪いのねヘムロックさんはところでどう?あなたスチュワーデスなんかには目もくれないほうなんじゃない?普通はねでもどうして僕の名前を?人の名前に関しては私変に勘が働くの。 ところでジェマイマの他に愛称はないの?ジェムよ親しい仲では。 こんな格好ですまんヘムロック。

諜報員ウォームウッドの仇を討ちたいとは思わんのか?別に。 ヘマしたんでしょ?諜報員ウォームウッドが誰だかわかってるのか?君は。 さてこのアイガー北壁登攀は国際親善を目的とするものででも君がアイガーに登るまでには残念ながらその身元も名前もわかりそうもない。 3万ドルでやってくれんか?君にしてみれば予想外の報酬だろう?予想外も予想外問題になりませんよ。 マイルズ?奴も関係あるんですか?あるどころか諜報員ウォーム・ウッドつまりアンリー・バックからそれにしてもチューリッヒで殺された諜報員がアンリー・バックだよ。

登山教室はどうしたんだ?ああ客は皆さん山登りより狩りがお望みなんだ。 これなら冬場だって結構食っていけるしな。 でかい山か?アイガーの北壁。 その話は聞いてるがアメリカの代表はローレンス・スコットだろう?それが事故でね…。 アイガーへ登ったことあるのか?二度ね。 アイガーへ登るの?ベースキャンプでバックアップするのさ。 こんなことで白人に仕返しすることはないだろう?ファゴッドヘムロックさんに構うんじゃないよ。 用心棒はどこだ?ご明察恐れ入ったバーにいる。 元チャンピオンだ。 私は直接手を下してないよ。

マイルズ・メロウ奴を知ってるのか?今日チェックインした奴だ。 結構登れるじゃないかジョン!以前よりいいぐらいだ。 アイガーまで行かなくてもここで我慢しとけばいいのに。 今度一緒に登る連中に会ったことあるか?ああちょっと前に会った。 フレイタッグって名前でやたらリーダーを気取る男さ。 フランス人のモンティンはどうだ?あれはいい奴だから歳からいってアイガーはちょっと無理じゃないかなお前くらいだ。 ほう?荷物運びのポーターを食料を盗んだと言ってナイフで一突きにしたそうだ。

俺に何を注射したんだろう?医者に言わせるとモルヒネに近いものだがでも致死量じゃないそうだ。 おおおはようジョナサン。 アーッハッハッハ!とうとう追い詰めたぞ!見ろ!まわれ右はきかないんだよこの道路は!君って男は…血も涙もないのか!?見ろ私の用心棒を!君私を狙って撃ったな!?車に乗れ。 まさかこんなところへ置いてくつもりじゃないだろうな!ジョナサン!やぁどうもお待たせ。 ジョナサン・ヘムロックジャン・ポール・モンティン。 アイガーは雪らしいが天気予報は?それがあまりよくないんだ。

そのルートは上へ行ってブロックに遭ったらもう撤退の余地はないと思うけどな。 では撤退プランはヘムロック氏に任せることにしよう。 ヘムロック様あそこにいる方が…。 どうしたんだモンティンは。 一連番号も何もなしC2スペシャル。 ところでよ俺どうするって?こう言っちゃなんだがヘムロック俺は黒帯だぜ。 俺はホテルへ戻るが今度出てきたときまだこの辺ウロチョロしてたらひどいぞ!わかったな?だいぶ冷えるな。 じゃあ例の極秘マイクロフィルムは?敵の手に渡ったのよ。 敵にマイクロフィルムが本物だと売り込むためさ。

え?フレイタッグ。 ロック!あ~!大丈夫だ大丈夫だ。 フレイタッグはどうした?来る必要ないってんだろ。 大丈夫か?大丈夫少し休もう少し。 俺が先頭フレイタッグが2番目でマイヤーはしんがりを頼む。 モンティンの遺体はお互いのザイルを張って確保する。 昔一緒に登ったとき俺が脚を凍傷にやられたのを覚えてるだろう?なぜまた反対陣営のお先棒をかついだ?マイルズ・メロウに借りができてな…。