日本がワールドカップで優勝するためにさまざまな視点からサッカーを考えていくプロジェクト『FOOT×BRAIN』。 本日のBRAINは今年6月に現役を引退された将棋界のレジェンド加藤一二三さんです。 将棋とテレビの仕事まったく違うところは将棋はね例えば矢倉戦法で500回勝ってますけども得意戦法は毎回使ってもいいんですけどもテレビのお仕事というのは毎回大勢なので二度と同じことしませんね。
例えば一例を挙げるとね大山康晴名人は将棋界のトップ…亡くなってますけども大山先生の言葉のなかで1つおもしろいのは一生懸命自分が考えますでしょ?必死で考えてもいちばんいい手がわからないときはどうするかというと対戦相手が嫌がる手を選ぶって。 世界的なピアニストもミスはするんだけどもミスをしてもねあっという間に立ち直るのがいわゆる欧米のピアニストと聞きましたけどもだからたぶんミスすることはあると思うんだけどもいち早く立ち直るというのがとっても大切で簡単に言うとミスをしたってね済んだことは返ってこないんですよね。
サッカーの場合は例えば2−0になって3点目入れようとするとボール持った選手をどんどん追い越して相手のゴールに近づいていく動きと並行して相手のボールに対して邪魔する動きですねディフェンスこれを本当に100%やってれば3点目はくると思うんですけど将棋もやっぱりそういうふうに攻守がちゃんとあってやっていくわけですか?そうですね。