現在国内の転職者数は約300万人。 転職の平均年齢も近年はずっと上向いており35歳以上が全体の50%を超えるまでに増加しています。 具体的には転職の方法には登録型と発掘型の2つがあります。 登録型は転職希望者と人材を求める会社がそれぞれ登録し一方サーチ型とも呼ばれる発掘型はクライアント企業の求める人材を我々が探し出しマッチングさせる方法です。 転職斡旋会社が認知され信用度が上がっているなか残念ながらそれを利用する業者も目につき始めています。 急に?今までに三度転職の話を断ってるのでは?いやそれは…。
今日は転職斡旋会社の最大手ブリッジの赤城さんにお話を伺いました。 赤城響子慶応大学卒業後アメリカでMBAを取得。 現地法人の社長秘書を経て帰国後ブリッジに転身。 外資系企業出身ってどこだったんですか?金融系の主なところ探っても全然名前出てこなくて。 あ社長!もどうですか?あっそうだ!今日7時から電報堂のパーティーですけど出席されますよね。 あすは午前中三ツ和建設幹部候補者5人帝都ホテル。 昼からニチハンデパートの候補者岩下氏。
ロングリスト頼む。 まずクライアント企業からこういう人材が欲しいと依頼があります。 探し方は業界業種によってまったく違いますが例えば技術系の人材なら特許や学会の論文情報などをまず調べマネジメント層なら人事ニュースや有価証券報告書業界新聞などを精査して必ずしも現状に満足してなさそうな人材等を探します。 ロングリストです。 こうしてロングリストと呼ばれる候補者のリストを作成しそれをもとに更に精査してお会いして面談する。 新製品開発事業部の部長職です。
工場に一度も足運んだことないってそんな経営者いるか!マスコミ戦略だけはうまくってよリストラで数字作って何が構造改革だ。 「この度特許一括検討非維持案件としてあなたの特許権利の維持をしないとの判断が知財センターによってなされました」。 要するに社員が持ってる特許を会社は維持しないってことですよ。 特許ってさだいたい俺らエンジニアの魂みたいなもんでしょ!俺らなんかまだいいですけどガシさんなんか大変ですよ。 100件以上特許持ってんだから。
クライアントが谷口さんに興味を示している間に決断してもらわないと向こうも気が変わるかもしれません。 マンションのローンも残ってるしペガサスに転職となればあなたは会社の人間関係も大事だと言った。 特に上司である五十嵐文雄さんとは師弟関係といっていい間柄だ。 悪いけど所詮ベンチャーでしょ?マルヨシもいろいろ問題あるけど今日明日潰れるってことはないじゃない。 仕事なんて所詮人間関係じゃない。 その先輩を会社の同僚を思うふりして新天地に飛び込む怖さから目をそむけてる。
何やってんだよ!はい五十嵐さん。 はい五十嵐さんいやこれなかなかいいよ。 はいっ五十嵐さんガシさ~ん俺たちの生産ラインだ。 今当社で開発中のスマホ用ドックスピーカーの開発にあたりぜひ谷口さんの力をお借りしたいと思っております。 これ…ブリッジの仕事だな黒澤。 誰ですか?商品開発部にいた社員だ。 あれ?競合してたんじゃ?ってことはSAGASUの案件ただの平社員だったってことですか?やっばいな~。 ガシさんは?知らなかったんですか?五十嵐さん退職されたんですよ先週。