半分?ところが去年中国政府は資源ごみの輸入を禁止したんですよね。 2期目を迎えた習近平政権は環境対策の強化を宣言した世界中から資源ごみを買い集めてリサイクルしてきた中国。 最後に日本から入ってきた廃棄プラスチックが中国のゴミ輸入禁止政策で孫社長は工場の設備を売却することを考えていた。 言ってみればその結果この映像は10年前に取材した中国のリサイクル工場。
この映画を作った中国人の監督なんですけれどもそのときに現地の従業員の人にこれはもうすぐあなたの国中国に運ばれるんだよというふうに言われてものすごくショックを受けてそれがきっかけでこの映画を作ったということなんですね。 さあその環境についてなんですが福島さんは新聞記者として中国北京市局にいらした経験をお持ちで環境汚染の現場を実際に取材されてきたんですよね。 さあ資源ごみの輸入禁止へと舵を切った中国ですが中国国内では新たな問題も起きているようです。 生活ごみ特にプラスチックの急増には中国ならではの理由がある。
管理しているという男たちが近寄ってきた遠くの村で処理できなくなったごみがトラックで運び込まれあの村に押し付けられているのだという更に村では深刻な事態も村では他にも同じような症状を訴える人が少なくないごみの撤去を確約してほしいと地元政府に頼んだものの…中国のごみ問題が思った以上に大きなことになっていましたし実際に健康被害もね。
この地域ではもともとこうした廃棄プラスチックを手作業で選別してペレットを作るリサイクル業者などに売ることを生業としていました。 しかし中国の資源ごみ輸入禁止の影響で欧米などから送られてくる廃棄プラスチックが急増。 ここに中国最大の廃棄プラスチックのリサイクル会社大発がある。 日本から中国へ輸出される廃棄プラスチックのおよそ半分の量をこの会社が一手に買い取りリサイクルしてきたが…。