道路の整備が進み鉄道の利用者が著しく減少。 今年島根県の江津市と広島県の三次市を結ぶ三江線が廃線となりました。 鉄道の消滅によって沿線住民の生活はどうなってしまうのか?半年にわたり取材しました。 JR西日本が運行する三江線。 利用客の減少とともに運行本数も減り続け2年前廃線となることが決まりました。 一人暮らしの吉迫さんどこへ行くにも三江線は欠かせません。 三江線が誕生したのは今から88年前。 車の普及や人口の減少に伴い利用客は急激に落ち込んでいったのです。
一方数々の仕掛けで客を呼び込むローカル鉄道があります。 群馬県桐生市と栃木県日光市を結ぶもともと足尾銅山で採掘した鉱石を運ぶため作られた鉄道です。 こうした企画の生みの親がこちらの路線図のうちオレンジ色の線がいわゆる第三セクター鉄道です。 そんななかさまざまな工夫を凝らして集客に成功している第三セクターの鉄道もあります。 例えば山形県を走る山形鉄道。 そして熊本県と鹿児島県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道。 そして今生き残りをかけ新たな挑戦を始めた第三セクター鉄道があります。
訪ねたのは日本の鉄道デザインの第一人者ですから私の考えとしては実はこの2人河合さんが水戸岡さんの事務所で働きたいと手紙を送って以来16年にわたり交流を続けていました。 河合さんの頼みならと今回特別に無償で無人駅のデザインを描いてくれることに。 へいちくと同じ境遇の平渓線はなぜ観光客で賑わうのか?そこに観光列車成功のヒントがあると考えたのです。 河合さんが沿線を案内していたのはデザイナーの水戸岡さんです。 観光列車をデザインするにあたりアイディアを得たいと視察に来ていました。