トビーは行動心理学者。 シルヴェスターは天才数学者。 ペイジは天才じゃないが普通の世界とのつなぎ役で僕らはチームスコーピオン水と食料がなくなって１日半ケータイもつながらないしみんな怖がってる。 過去数か月にわたってお前の行動パターンに関するデータを集めた結果お前はペイジにほれているという事実が判明した。 お前はバレンタインデーにペイジを誘ったよな仕事のディナーに。 行動心理学の観点から見れば感情に逆らうなんて不愉快だ。
じゃあ乗るな！泣きわめく赤ん坊は乗せない主義だ！君らのパイロットだマーカス・ブロンソン。 俺の操縦にビビるやつはいらん！君らのパイロット？あんたは？座席が足りないから私は救助隊と共に地上で待機し登山者の場所がわかったら出動する。 ケイブ聞こえるか？あぁウォルター。 それはなんとかするけど全員シートベルト切ってシルヴェスターは計算を頼む。 木の角度をふまえたうえで機体の重心をもとに重量配分を計算する。 お～い急げよ！ウォルターあと数秒でヘリが落ちてくる急いで！枝がどんどん折れてるよ。
唯一の脱出地点はここ。 東のフィドラー盆地。 合流したら救助隊をよこしてもらってシルヴェスターと機長を助ける。 トビーは登山者のケガの手当てに必要だ。 まぁ衛星電話があればことは順調だったけど今更言ってもね…。 このフィドラー盆地。 墜落地点から５キロ。 俺の行動予測はかなり正確だろ。 なっ？ペイジを先に行かせてリスクを背負ったろ？ペイジを特別扱いしたわけじゃない。 数学と科学に基づくシルヴェスターの計算を無視してペイジを優先した。 配給制にしよう全員同じ量を飲めるよう平等に。 なんでわかる？科学的根拠。
聞いた？俺じゃなくて無線に話しかけろ！ハロー聞こえますか？応答願います。 応答願います。 早くしてくれ！山火事は秒速６．７ｍで燃え広がる。 それに対して俺が反応したとたんビビって逃げるのか？山火事のなかで子どもたちを助けようとしてんだよ？状況を見なよ。 僕らはこう歩いてて山火事はこっちに進んでる。 山火事は君のせいじゃない。 完璧な場所を見つけてジェンナにプロポーズしたかった。 僕は計算したんだ！僕の足の速さとこの丘の傾斜と火事の速度と草木の乾き具合。