開運!なんでも鑑定団【今田初挑戦!新春 芸能界目利き王決定戦】

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

今夜はですね特別企画芸能界目利き王決定戦もう8年くらいやらせてもらってますから。 今田耕司とガチンコ勝負。 8年前の俺です!まずはこの番組の司会を担当して足かけ8年今田さんが唯一名前を覚えた工芸家に関する問題です。 エミール・ガレは19世紀の末に流行したアール・ヌーボーを代表する工芸家で曲線を強調したガラスの器に昆虫や植物の華麗な装飾を施しガラス工芸を芸術にまで高めたといわれています。 その美しさは実に幻想的で誰をも魅了するため今田耕司も…うわっ!今ね思うたんですよ。

外すわけにはいかない今田耕司。 本物ならではのグラデーションです。 本物っていうのは理由はないんですよね。 ニセモノはお金を儲けようとか本物に見せようとか1番はちょっとそれに近いにおいがするんですね。 外側は結構濁ってるんですけど中を覗いたときに内側のガラスがすごく透明感があってきれいなんですよねなんで私はそれがすごくすてきだなと思って3番にしました。 今田耕司面目躍如なるか。

ガオー?『虎図』は勇猛果敢の象徴として古くから描かれてきましたが日本の絵師は誰一人虎を実際に目にしたことがなかったためその姿はいずれも大型の猫そのものでした。 江戸時代後期に活躍した絵師岸駒も虎を見たことはありませんでしたがもともと持っていた虎の頭の皮をかぶせさまざまな角度から写生。 更に虎の足の剥製を入手して関節の構造を徹底的に観察しそれまでにない真に迫る躍動的な虎を描きました。 いちばん接近して見てるのが今田耕司。

江戸時代を代表する陶工といえば野々村仁清本阿弥光悦そして尾形乾山でしょう。 野々村仁清は江戸時代前期京焼色絵陶器を完成させた陶工で作風は軽妙にして洒脱。 絵画のように繊細で美しい絵付けは極めて評価が高くこの『色絵藤花文茶壺』は現在国宝に指定されています本阿弥光悦は書漆芸作庭に優れた総合芸術家で陶芸を始めたのは58歳のとき。

えぇ!?1,200万円と聞いてひときわ目を輝かせたのは小島瑠璃子であります。 山口さんは虫眼鏡を使ってもうまさに微に入り細に入りもしあの高台とかを見たいという方はうちの片渕茜が裏を見せますので。 自分が骨董屋としてえぇ1,000万で売ろうと思ったらどれだろうと思って野々村仁清のやっぱり形ですよね。 あとはきれいに1回修理もしてあるんで本物でもなかったらあんなきれいに修理するかなと思って…。 小島瑠璃子3問連続正解なるか!?それとも…仁清光悦乾山の焼物。

西郷隆盛はたぐいまれな交渉術と広い度量で明治維新を成し遂げた立て役者ですが情に厚かったがゆえに心ならずも西南戦争の首謀者に祭りあげられわずか49歳で散った薩摩藩士です。 書の筆致は西郷の人となりを大きい文字と小さい文字を巧みに組み合わせ独特のリズムを生み出しています。 というわけで西郷隆盛の書。 西郷隆盛の書の力強さっていうものを再現しようとしてるんだなと思いました。 さあそしてこの「鑑定団」は昔から西郷隆盛の書も頻繁に出てまいりました。

西郷隆盛の書本物はどれ?2番です!よっしゃ~!よかった~。 でしょう!?五言律詩の漢詩を書いてございまして癖が強いようなんですけれども筆の運びが非常に素直であるということが第一ですね。 いちばんわかりやすいところに注目しますと「南洲」という名前が書かれているんですが最後の長く伸びたちょっと湾曲した線なんですけども本物は非常に素直に伸びてる。

1番を先頭にするのか3番を先頭にするか迷ったんですけど今までいちばん見たことがないやつはどれかといったら明らかに『月光仮面』なんですよね。 数の圧倒的な少なさで『月光仮面』は食い込んでくるのかなと。 月光仮面はねあの頃のテレビの人気はすごかったですから2番にさせていただいてあとは自分の勘で選びました。 私の世代でいうとやっぱり月光仮面ってねホントに懐かしくてやっぱり月光仮面を1番にしようと。

傑出したデッサン力があってこそで決してでたらめに描いているわけではありません。 では…いわゆる今田さんだったら俺にも描ける!と言ってしまいそうなデッサンかもしれませんが何を描いてるのか。 デッサンって何かを目的に描いてますからその目的がなんなのからしいのは1番なんかすごいらしいんですよねこうちょっと木炭でね。 2番は線に全然勢いがないのとやっぱりデッサンというからにはそれから絵を仕上げていくものだからノートの切れっぱしに描いてる感じがちょっと違うんじゃないかなと。

フォートリエのデッサン本物はどっち?さあどちらでしょうこちらをどうぞ。 アンフォルメルっていうのはいわゆる形が定まらない様であったり表現を意味するんでその概念からいうといちばん違うところはまず描線のはやさ。 なかでも偽物の代名詞となっているのが円山応挙谷文晁田能村竹田渡辺崋山でこれまで登場したそれぞれの絵師の作の真贋を集計すると…たびたび出てきますよねこの4作者は。 この4人のうち聞いたことある方います?渡辺崋山。

応挙文晁竹田崋山の掛軸。 丸山応挙本物です!えっ!丸山応挙やっぱり線がきれいですよね。 2番文晁ということを意識せずに描いたものにあとから落款印章を入れたんで絵自体は素直な絵なので評価されたっていうのはなかなか目があると思います。 しかしおよそ4年前名刀を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞」がきっかけで人気に火がつき各地で展示会を開催すると若い女性たちいわゆる空前の大ブームになっています。 虎徹の作は極めて実践的で切れ味鋭くかの井伊直弼や近藤勇が愛用したといわれており江戸時代の刀剣書では大流行しました。

この刃文の大きなラインの美しさとあと銘も見たんですけど2番が…ある種丸文字っぽい非常に特徴的な銘やったんです。 今日初めて刀を目にした小島は1番を選んだが…虎徹助廣清麿の刀。 刃文とかで見ていくんですけども刃文やなんかはニセモノを作る人たちがまるきり同じように作っておりますので…。 人々に求められると手近に転がる丸太に枝や節があろうとまったく気にせず一気呵成になたを振るいその結果生じる偶然の造形をもあえて生かしました。 しかし彫り跡が荒々しく一見するとニセモノが大量に出回っています。

今度はイージーイージーと言いながら今田耕司が真っ先に解答席へ戻りました。 まさに木に宿った仏様を出現させたんじゃないでしょうか。 この仏様の目は何を物語ってますか?お前のすべてを許すと言っています。 本物はご覧になったことありますか?円空仏の。 寺の息子の本領発揮となるか!?円空仏本物はどれ?4番です!!片岡鶴太郎さん唯一正解!すご~い!お父さんごめんなさい。 円空のほほ笑みっていうのは仏の慈悲心を表してましてなたの切れ味っていうのが迷いもなくスパッと彫れててしかも力強くないといけないんですね。

かつては日本各地の小川に生息しとても身近な存在でしたが環境の変化により徐々に姿を消し…江戸時代から金魚と同じく観賞魚として飼われ大ブームになっています。 そこで問題1番体色が白赤黒のまだら模様の4番頭部の上のほうに飛び出た目がまるでかえるのような5番体色が琥珀色でさあこれは5択ですので正解した方には2ポイント差し上げたいと思います。 小江戸錦っていうのはたぶんメダカの改良のいちばん最初期に出てきたやつじゃないかなとか思うんですけど。

古九谷といえばなんといってもこの色彩ですからね。 はい4番が典型的な古九谷緑と黄色きれいだなと思ったんですけど裏側を見たらいろいろなんかコチョコチョと描いてあってやっぱりこういうことしないんじゃないかなと思いまして。 そんで4番は古九谷でニセモノ…。 古九谷とか伊万里の違いはわりと大皿のかんぴんが結構あって昨日作ったんじゃないかっていうのも…あるんで2番なんかなって感じですね。

これ青手古九谷に通じる雄大さがある。 いかにも悠揚迫らぬ古九谷の世界。 古九谷にこれと同じ図があるんです。 古九谷というのは生がけですから素焼きをせずにいきなり釉薬をかけてる。 古九谷の陶工っていうのは一流の画家ですから見てなんの鳥かわかんないような鳥は描かない。 今田耕司さん。 残すは最終問題のみピタリと当てることができたならば5ポイント差し上げます。 ですから最終問題もしピタリ賞出れば今田耕司さんもトップに並べるということになります。 現在トップの鶴太郎さんが最前列。 なんとか一矢報いたい今田耕司。

ウソ!?この熱い抽象の作家例えばデュビュッフェですとかポロック。 この作家たちの作品が今大変高い評価を世界中で受けているんですね。 作品によっては数億円あるいは数十億円っていうものもあります。