こちらヴォルコフ号こちらヴォルコフ号。 こちらヴォルコフ号こちらヴォルコフ号。 何が起きた?アレクシー!何かがコンピューターに侵入してきたわ!そんなバカな!アクセスコードがなきゃ入れないはずだ。 船長!荷物船に水が入ってます。 船長!針路を229度に変えれば助かるかもしれません!聞いてますか船長!台風の目に入るんです。 ここは!船長機関室まで浸水してます。 荷物船がやられてるじゃないか!何やってる!すぐ荷物船を切り離せ!余計なことに口を出すな機関長。
フォスターの話聞いたか?あの女上官殴って海軍クビになったんだってよ。 そちらの北西12マイルの位置に漂流中。 3基のパラボラアンテナ装備で宇宙ステーションとの交信が可能。 ロシア語読めるヤツいるか?領海外で見つかった無人船は海事法で遺棄船とみなされる。 やるだろフォスター。 なんだよフォスターどうしたんだ?冗談だろフォスター。 難しく考えるなフォスター。 フォスター。 船長父は司令官でした。 生存者がいたら謝礼金は出ません。 だからいなきゃいいんだろ?どういう意味ですか?意味?生存者を見つけるなって事だ。
まずあの船長はイカレてるしウッズはケツの穴まで縮みあがっちまってるしな。 フォスターはいける。 戻ってきてくれ!おいスティーブ!すぐデッキに上がってこい!今行きます。 ウッズ!泳げないんだよ!ウッズ!おい助けてくれ!おい誰か!助けてくれ!頼む泳げないんだ!ヒコ!ヒコ!ダメだ!何すんだ?やめろフォスター!離して!ほら大丈夫だ。 どうやら自動制御らしいんだ。 機関室のドア閉めとけいいな?わかった。 忘れものだフォスター。 機関室に行け。 ウッズを連れていくんだ。 フォスター頼むぞ。 どけよウッズ。
自爆か?スクィーキー聞こえるか?大丈夫?ああ大丈夫だ。 チクショウ!リッチーウッズどこにいる?スティーブミサイル室があるぜ。 うわ~っリッチー!助けてくれ!うわ〜っ!ロボットみたいだ。 大丈夫か?ヒコ来て!ああ!おろすのよ!言ったでしょ。 平気大丈夫よ。 リッチー?ウッズ?どこにいるんだ?スティーブ聞こえるか?ロボット工場を見つけたんだ。 こいつはマジにすげぇぜ!何度言えばわかるんだ!すぐ機関室に向かうんだ!いいか聞いてんのか?ああああ…わかってる。
チクショー!何なんだいったいこりゃ!?びっくりだろ?え?アレクシー。 全部話してもらえない?ミールからのエネルギーが船のシステムを汚染したの。 ヤツらは電気エネルギーで制御されてるの。 だけどいったい何なんだ?そのミールからのエネルギーってのは。 細胞を持たずに電気エネルギーで成り立つ非常に高度な知性の…。 人体実験でもやって失敗したんだろ。 隠し場所にでも困ってこの船に放り込んだんじゃないのか?まったく…今どきフランケンシュタインでもあるまいし。
ほらちょっと!なんだありゃ!?ドアを開けろ!スティーブ!開けるな!スティーブやめろ!いいからドアを開けさせるんだ!うっうわ~っ!助けてくれ!お願い誰か!ああ~っリッチー!よ~し!ここはどこだ?通信室よ!そうだ!助けを呼ぶんだ!コイツは使えるか?ヤツらに全部破壊されてなければね!忘れるなよ。 お前たちの目的はなんだ?粘膜性神経学上伝導体。 粘膜性神経学上伝導体交信終了。 コンチクショー!伏せて!アハハおかしくなったか?どうだ!俺は行くぞ。