そして彼らの戦もまだ終わっていなかった行きは参勤帰りは交代まだ参勤交代は終わってねえぞ！走っぞ！戦をすっぺと言ってんだ！下に～おれ。 何？江戸屋敷にも蓄えは少なぐ…。 これより徳川吉宗様日光社参にご出立。 日光社参とは江戸幕府をひらいた徳川家康公を神として祀った行列の人数は十三万人を超えはははは…。 控えおろう！田舎大名ごときに天下の御政道の何がわかる。 日光社参の恩赦によりそのほうの蟄居を解く。 江戸を発ったのはひと月前らしいけんじょものんきなもんだ！江戸まで五日で行ったっつうからな。
かけまくも湯長谷の大君にかしこみかしこみ。 巫女？巫女なんだか男みてえではねえか？拙者巫女ならなんでもいい！一揆が起こりました。 湯長谷に一揆が起こったのです。 すでに検分のため目付が湯長谷へ発ちました。 まずい目付はいつ湯長谷に着くのじゃ。 二日だと？あさってまでに湯長谷へ戻り一揆の裁きをつけておかぬとお取り潰しは確実。 馬鹿な湯長谷まであと四十里もある。 ご家老中間を雇う銭は大丈夫ですか。 湯長谷の者どもは慌てて牛久を出立したよしにございます。
これを百人に見せかけるのか？百人はおらねど一万五千石の大名行列とは言えねえからな。 今は上様が日光社参に出られているとのこと。 ふむ一万五千石なら確かにそのくらいだが。 あっ菊千代様菊千代様！菊千代様菊千代様。 申し訳ございませぬ菊千代様。 菊千代様。 湯長谷藩一万五千石百名。 湯長谷藩はよくやった。 上様お留守の折湯長谷が乱れておるならば取り潰しすみやかに別の者が治めるのが法の定めでござる。 湯長谷のやつらは田舎侍で猿を連れているそうだ。
なんだ？おみゃ～らは？ここは尾張柳生の城なるぞ！ばかなことを！ここは湯長谷の城だ！勝手に旗立てて荷物まで燃やすとは！狼藉者め！ま…待て！湯長谷藩はもはや改易となりゃ～た！なに？どういうことだ？目付が来たのか？目付はもう帰りゃ～た！えっ！ご老中よりすでにご沙汰が出とる！一揆を防げんかった罪。 とうとう湯長谷藩はついえた！立て！民がきっと困っているはずだ。 厳儔殿はもう江戸に着いておるな？はっ我が当主もまもなく湯長谷へ出立します。
今回湯長谷で動いたのは尾張柳生。 一揆を起こしたうえ湯長谷を乗っ取っとは。 湯長谷の本当の主はなおめえのように土と共に生きる者だ。 瀬川湯長谷の傷は思いのほか深い。 大岡様は坊主を。 拙者が戻らぬときは平藩江戸屋敷の琴姫様に伝えてくれませんか？何と言えばいい？「心から思うていた」と。 大岡様！仕留めた。 こら！早く助けろ！うお～！おめえたち～！湯長谷の藩士や民の行く末が…。 うまくいかなかったら内藤様と一緒に私も切られるから。 やらしいね…でもね牛久で内藤様に助けられてから初めて生きてるって気がしたんだ。
だから湯長谷村の子どもはみんな殿様に抱っこされてんだ。 ここはおらの畑だ～！！湯長谷はもはやすべて柳生の土地よ。 変な男に連れていかれてしまって～！！南町奉行大岡越前守様ご出座！もっと高い地位につけたる。 ほう？なぜこの尾張柳生の手だれが信祝とともに湯長谷に行かなかったのか…。
おめえの気持ちはどうなのだ！そりゃ…そりゃ一緒にいたいに決まってんだろ！殿！たぁ～っ！内藤！覚悟！内藤様言って！わしの気持ちは決まってっぺ！やだそんな言い方。 うおっ！内藤政醇柳生新陰流の恐ろしさ見せて…。 信祝は湯長谷藩のみならず上様を暗殺するだど！？そったらことを企んでいたんですか！ではこれにて御免。 はっ幻道様も討たれました！おのれ！戦の支度を整えよ！謀反人内藤政醇を討つのじゃ！おう！瀬川殿城は頼んだど。
引きこもり侍が挑む城ごと引っ越しプロジェクトへぇそんなに！完成披露試写会では豪華キャストが勢ぞろいそしてこの方からも…とにかくさかっこよくなかった一生くん。 当時の引っ越しはすべての藩主と家族全員が移動するビッグプロジェクト。 果たして春之介は無事引っ越しを成し遂げることができるのか？それでは『引っ越し大名！』の見どころその壱外様大名を国替えしたり改易したりしてまぁその代わりというかたちで徳川一門や譜代の大名というのが戦略上重要な位置に配置された。