報道スペシャル 即位礼正殿の儀

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この番組のまとめ

さらにテレビ東京皇室担当解説委員の久保田さんに儀式の実況をお願いします。 天皇・皇后両陛下はけさ、お住まいの赤坂御所から皇居に向かわれ、天皇陛下のお車が赤坂御所を出発したのは午前8時すぎでした。 天皇陛下が即位の礼という一連の儀式を行うそのなかでもとりわけ大切な今日の即位礼の当日に当たるということで、まず皇室の祖先である天照大神をおまつりする、賢所にですね、礼を尽くされる。

天皇陛下が即位を国の内外に宣言する、即位礼正殿の儀。 今日、雨ですので中庭に本当は先ほど御紹介があった威儀の者、そしてそれから威儀物、ほうじ者という方が古式の装束でこの即位礼をいよいよ荘厳ならしめるための、さまざまなものを持った上で並んでるはずなんですが、ばんをこうやって飾っているということに、やはり荘厳さがあらわれてくると思います。 まもなく即位礼正殿の儀が始まります。

天皇陛下は宮内庁式部官庁、そして宮内庁長官に先導する形で、高御座にお進みになります。 天皇陛下の向かって右側に剣、このあとは鼓が鳴って、参列者一同が敬礼します。 謹んで申し上げます天皇陛下におかれましては本日ここにめでたく即位礼正殿の儀を挙行され、即位を内外に宣明されました。

誇りある日本の輝かしい未来、内閣総理大臣、安倍晋三。 さあ、侍従と女官が高御座と御帳台の御帳、とばりを閉じます。 そして天皇陛下がこのあと、松の間を退出されるということになります。 それだけ大掛かりなやはり行事ということで、皇室にとって、令和において、最高の儀式が行われたということで、そうですね、本当に。 御五衣の唐衣、御裳ということでいわゆる十二単というのは俗称なんですね。 皇后陛下が。 私も以前取材で五衣、唐衣、裳を着た経験が着た経験があるんですが、それは貴重な。

お祝いのことば、寿詞ということば、皆さんあまり聞きなれない言葉ですけれども、読み上げる場合も、あるいは万歳の三唱をする場合も天皇陛下よりも下の立場におられて、そして寿詞のことばをごらんいただいても、明らかに天皇は国民とは違うということが示されています。

今回の儀式ですが、前回と違って、終始落ち着いた表情で臨み、出席をされているそうで、ある宮内庁関係者は皇后さまは何事も心をこめて、まじめに取り組まれていて、いろいろと気遣いをされている。 宮内庁前の中継に続いては、テレビ東京に残る、雅子さまの貴重な日像映像をお送りします。 外務省入省前の単独インタビューで世界平和への思いや、当時の結婚観についても語られていました。 テレビ東京ではその半年前、お后候補になる前の雅子さまに、独自にインタビューしていました。