ガイシャは何者だ?ロックンロールのスタージョニー・ボズだ。 凶器は?アイスピックだ。 恋人同士でピカソをお持ちとは優雅だな。 どうして知ってるんですか?でなきゃ殺人課は来ないでしょ?ゆうべは一緒でしたか?それはキャサリンに聞いてよ。 サンフランシスコ市警から来ましたカランとモラン刑事です。 アイスピックはどこでも手に入る市販のものです。 何が根拠なんだ?恋人キャサリン・トラメル30歳。 ウソだろ!?故マニュエル・バスケスの元婚約者。 世界ランクのボクサーやロックスターと関係したうえに心理学者とは。
一つはこの本の著者がすなわち犯人であり描かれている殺人方法をまるで儀式のように実行した。 第二は本を読んだ何者かが著者に反感を抱き犯人に仕立てるために実行に移した。 そしてそれを実行したということはそれが病的な脅迫観念にかられたすえの行為であると同時に彼女が優れた防衛本能をもっていることを示唆します。 じゃあ犯人は著者ではなくて読者だとしたら?著者をよほど憎んでいる人でしょうね男性か女性か…。 今度のストーリーは?地方検事補のジョン・コレリですよろしく。
ただのセックスフレンドだった。 ジョニー・ボズとの出会いは?『ロックスター殺人事件』の小説を書いてたので彼の店に行って言い寄ってすぐにセックスしたの。 アンドルースは彼女の両親の事故。 ハリガンはついでにベスに作品の心理分析を頼め。 ヘイゼル・ドブキンスと…。 大学で殺されたのは心理学教授のノア・ゴールドスタイン博士とおっしゃってな。 「ヘイゼル・ドブキンス」?知ってるのか?忘れようったって忘れられんよ。 ところがある日突然彼女が殺っちまった。
俺のファイルを女に売ったな!女って誰のことだ!?キャサリン・トラメルだ!えっ!?あの女にいくらもらった!!おい!やめろ!何をするんだ!やめろ!バカなマネはするな!やめろ!いくらもらった!?ニックやめろ!頭をぶち抜くぞ!いいからおとなしく出て行け!とうとう頭にきたか!キサマなんかクビにしてやる!落ち着け!もういい。
何しに来たの?キャサリンと何があった?彼女がしゃべったの?キミの言い分は?でも彼女は私の虜になってヘアスタイルもファッションも私そっくりに真似て…。
確かサンフランシスコ警察の嘱託に…。 奥さんはシロだったんですか?1年前にサンフランシスコ市警のデカがやってきてまったく同じことを聞いていったよ。 キャサリンの大学時代のルームメイトから電話が入った!オークランドにいる!行くぞ!学生寮にいた連中に俺が電話してることを小耳にはさんだんだろう。 それにジョニー・ボズがかかってた精神科医がバンネスにクリニックを持ってる。