２１世紀の初頭我々は誰一人気づいていなかった。 人類をしのぐ知能を持った存在が地球を監視していることに。 それは人間がひと滴の水の中にひしめく微生物を顕微鏡で観察するのに似ていた。 地球上にうごめく人類は限りない自己満足から支配者のごとくこの世に君臨していた。 しかし宇宙のかなたでは高度な知能を持つ冷酷で無慈悲な生命体が地球を羨望のまなざしで見つめていた。 テーマはフランスのアルジェリア占領月曜まで。 人口約５，０００万人の国ウクライナで大規模な停電が発生しました。
３２ヤッホー！磁気嵐の影響…。 平気よ。 大丈夫そのうちね。 ハードディスクは？ティムは買ってくれた。 平気だよ。 平気だよねっ。 独立記念日の花火だ。 どこが？キャー！大丈夫平気だよ。 大丈夫二度は落ちないから。 ロビー大丈夫？止んだ？信じられる？車が全滅。 いいな？ああそれと今度俺の車を勝手に持ち出して無免許運転したら警察を呼ぶぞ。 やっぱあの騒ぎはお前らのせいか？こりゃ神様がこの町の連中にブチキレたのさ。 電子機器が全部イカれるのは…。 水道管じゃないよな？この下には何もないぞ。
レイチェルいい子だから。 逃げるって何から！？行くぞ！何がどうなってるんだよ！攻撃されたのを見ただろ！誰にだよ！？誰が攻撃してんだ！キャーッ！おいレイチェル…レイチェルちょっと落ち着け。 レイチェル…レイチェル！わめくな！アンタがビビらせてんだろ！こっちは運転中なんだ！なんとかしろ！わかったよ。 いい？レイチェル…腕をこうしてこれは君のスペース。 なんなの？なんで今日飛行機飛んでないんだ？ねぇ何？レイチェルもう大丈夫か？どうなんだ？どうなの？大丈夫。 レイチェルどう？ママに会いたい。
朝になればママとティムが戻ってそれでもう…大丈夫さ。 何を怖がってるわけ？立派な地下室だ。 でもなほら…テレビで竜巻が来るっていうと地下室に避難するだろ？あれと同じさ。 ねぇマックスクズなカメラがクズな命を救ったのよね？どこから来た？ニュージャージーよ。 なに寝言言ってるの？ニューヨークにフィードしたけど停電になってでワシントンにつないだらそこも停電。 あのマシーンがトライポッドが動き出したらそのエリアは音信不通。 で裏の道でコネチカットを抜けてボストンまで行く。 地下室かどこかに…。
実際の緊急事態には警報音のあとに連邦州地方自治体からの通達が流れます。 止まって！シートベルト締めてろレイチェル。
レイチェル。 待機しろ！本部に報告！ターゲットにダメージなし！了解！ダメージなし！よしいいか聞け！みんなが安全なところに避難するまでヤツらを食い止めるんだ！攻撃しろ！何考えてる！いいか聞け！こっちをむいて聞け！俺の話を聞け！すぐ報告しろ。 大丈夫よ。 レイチェルのために。 ダメ！ダメだってば！パパ！大丈夫一緒にいらっしゃい。 俺の娘だ！俺の娘だ！こっちだ！おいこっちだ！急げ！大丈夫かい？アンタはどうだ？ん？ん？少し眠るんだ。
地下に潜って不意打ちをかけるんだ！やめろ！あ～！レジスタンスだよこの国は渡さない。 パパ！レイチェル。 レイチェル！応えてくれ頼む！レイチェル！やめろ～！お～い！いや～！レイチェルレイチェル。 レイチェル。