永遠の命を信じた古代エジプトでは王侯貴族らは地下深くに豪華な墓を建造しそこに埋葬された。 古代エジプトミステリーを解く旅がいよいよ始まります。 古代この辺り一帯は権力者たちの埋葬地だったため去年12月この現場の一角で4400年前の神官の墓が発見されたという。 墓の第一発見者ムスタファ・ワジリ博士。 博士はエジプト考古最高評議会の事務局長。 どうやって作るんだこれ?この下にはすばらしい棺があるのでしょうか?Takeiteasy.Easy.やっぱ思ったより深いな。
古代エジプトで最も有名なファラオツタンカーメン。 神官の墓自体が建設された時期はエジプトが繁栄し巨大なピラミッドが造られた古王国時代。 しかしその墓に安置されていた棺はエジプトが滅亡に向かう末期王朝時代のものだという。 おそらく古王国時代この墓は二人の神官のために造られへぇ~!しかしここで疑問が浮かびます。 なぜ末期王朝時代の人はわざわざ2000年も前の古い墓を再利用したのでしょうか?そして棺の中には驚くべきものが。
冥界の神オシリスの名前や古代エジプト末期に君臨したファラオプサメティコス1世。 そこでプサメティコスはピラミッドを完璧な状態に戻したいと補強工事を行ったのだ。 しかしなぜそこまでして古王国時代の建造物にこだわったのだろうか?棺の主はかつての強いエジプトを復活させるためにピラミッドやスフィンクスの修復を命じられたのかもしれません美しい棺の主はサイスからギザに派遣され修復工事を任された指揮官なのかもしれません。
黄金のマスクはツタンカーメン王墓の発見は97年前に遡る。 黄金のマスクは世界に衝撃を与えツタンカーメン研究の世界的権威フランス人考古学者マルク・ガボルド博士は驚くべき仮説を唱える。 小さな副葬品だけではなく大型の厨子もまた女王のものだといいますツタンカーメンの棺が安置されていた第二の厨子。 厨子の内部にはツタンカーメンの名前が数多く書かれているが女王の名前が残されたままツタンカーメン王墓に納められていた。
メリトアテンとはアクエンアテン王の長女。 そこには古代エジプトの女王の存在が記されその後その女王がメリトアテンだとすると次のファラオが弟のツタンカーメンでありつじつまが合う。 黄金のマスクの本当の主とはツタンカーメンの姉にあたるメリトアテンだったと考えられるのだ。 メリトアテンは父親からの深い愛情を受けて育ちファザコンだったともいわれる。 だが本来の主はツタンカーメンの姉にあたるメリトアテンだという。 父親の深い愛情を受け幸せな幼少期を過ごしたというがメリトアテンに悲劇が襲いかかる。
いったいなぜメリトアテンの黄金のマスクは弟ツタンカーメンのものとして彼はファラオの側近でエジプトがもっとも輝いていた古王国時代に強い憧れを持っていたためその時代の墓を再利用したと考えられます。 そして埋葬室の反対側には…もしかしてツタンカーメンのミイラ?少年不可解な点がありますまるで炭のように真っ黒なのです再利用されたマスクの謎を解く手がかりなのかもしれませんなぜ黄金のマスクは再利用され棺の中でゆるやかな自然燃焼が起きミイラは黒焦げになったのではないかと仮説を唱えている。
エジプトはヒッタイトに侵略される危機に直面していたのだ。 このヒッタイトとの戦争こそすべての謎を解く答えなのではないでしょうかツタンカーメンは戦争のさなかになんらかの原因で死亡。 ファラオの死が伝わるとその隙をついてヒッタイトが侵攻してくる可能性がありました姉のメリトアテンの副葬品が再利用されたのも埋葬を急いだからです。 完全独占取材新発見の棺を開けますスペシャルついにこの極彩色の棺を開ける瞬間がやってきました。 三大ピラミッドを望む発掘現場で驚くべき新発見があった。