うっ！えっ？あっ大丈夫ですか！？副頭取副頭取！大丈夫ですか！？副頭取！ろくに取材もせずこんな病院を中傷する記事を書くなんて不自然です。 でも有原病院の融資の件は大丈夫です。 取締役会の承認は得ていますし私も融資担当として副頭取の遺志を継いでいくつもりですから。 融資部の森永さんも変更はないと。 田所理事長が率いる隆泉会グループは宇部の田所総合病院を母体として西日本各地に経営危機に陥ったことも何度かあります。 追加融資の打ち切りは決定事項です。
有原病院さんのことですから多少の無理はなんとかします。 有原病院がつぶれるとウワサになっている破綻する病院で働かせては医者の経歴に傷がつくからと言って…。 坂本先生や藤田先生をはじめドクターの３分の１が大学病院の医局から来ています。 ハハなんでしょう？有原病院には今強い逆風が吹いています。 ところが日本の医療業界は規制が厳しくて病院が倒産すれば地域経済も大打撃を受けますからねぇ。 グループの一員になっていただければ今後は私たちがあらゆる逆風から有原病院を守ります。
隆泉会グループに入れば潤沢な資金と銀行のバックアップを得て病院を立て直すことができる。 田所に身売りする以外病院を続けていく手はもうないということか？破産してからでは譲渡の条件は格段に悪くなります。 倉嶋有原病院のこと本当に大事に思ってるんですよ。 いわば医療産業の族議員で米国資本が参入できるように規制緩和しろと日本に圧力をかけています。 海外資本の参入を許し市場原理が優先されれば田所さんにとっては地域医療も第五銀行といえば長野県内で最有力の地銀ですね。
隆泉会グループの一員になれば有原総合病院は金もうけの道具に使われいずれバラバラに解体されてしまいますよ。 地域医療を守るために私に病院の再生をお任せください。 そういう社会を作ることが私たちの考える赤字で人が救えますか？利益の追求を放棄すれば病院といえども廃業か倒産だ。 それがこれまで私が見てきた有原総合病院の経営理念です。 これは？長野第五銀行さんから長期融資を受けることが決まりました。 まさか今の有原病院に病院と父の家もこちらから融資を受けるための担保になっています。