この番組ではその展覧会の魅力をアンバサダーの黒羽麻璃央です。 何かお話うかがってもいいですか?はいボストン美術館は非常に多くの美術品を所蔵しておりますけどもとりわけ日本美術全体で10万点を超えるっていうほど結構歴史的なことですよね。 1976年だったと思うんですけどもそのときに初めてボストン美術館の刀が日本に持ってこられてもう45年ぶりくらいの里帰りということになると思います。 光忠自身は鎌倉時代中期の備前長船現在の瀬戸内市ですね。
鞍馬山で修行を積んだ牛若丸は京の五条の橋で武蔵坊弁慶と出会います。 その後兄源頼朝とともに平家滅亡のため武将となった義経。 これは平家の猛将である能登守平教経が義経を討ち取ろうとした際義経が舟から舟へと飛び移って会場を巧みに移動し逃げおおせたというもの。
江戸時代のヒーローですね浮世絵を見ながらこういう人たちが昔は英雄としてあがめられたこちらは原田先生何でしょうか?そういったヒーローまさに武者の番付表です。 ここが宮入刀匠の作品がこの場所で作り出されているということですよね。 宮入刀匠は金沢に隅谷正峯さんっていう刀匠がおいでだったんですけどそこに弟子入りをするようになったんです。 宮入刀匠はまさに丁子乱れという刃紋を得意として最近は幅も広まってきてすばらしい作品をたくさん作っています。
まずは宮入刀匠みたいになめらかにいかないな。 こうして宮入刀匠は更に数多くの工程を経て一振りの刀を生み出しているそうです。 おっありがたいことに本展アンバサダー黒羽麻璃央さん。 こういう歴史のあるものとかそのものから発せられるオーラみたいなものがなんだか神社仏閣と同じような何ていうんですかねそういう空気感をまとっているなというふうにではここでこの展覧会のより深い楽しみ方を教えてくださる方をご紹介いたしましょうどうぞ。 HEROES展広報担当の白駒と申します。
ここからは展示作品の魅力を知り尽くしたこれは土蜘蛛退治の物語を描いたものになります。 源頼光という江戸時代のスーパーヒーローにまつわる物語です。 この刀は膝丸の他にもいくつか名前があるのですが薄緑というのは義経が熊野別当からこの刀を与えられたときに野山が緑に染まりはじめたのを見て薄緑と名付けられました。 道中で神の化身である3人の老人からおし兜と鬼には毒になるお酒をもらい大ボスの酒呑童子を倒すときにこのアイテムが活躍するんです。
その酒呑童子の物語にまつわるものとして紹介してくれるのは番組の前半で原田先生も語っていた安綱の名刀。 現存する安綱の作品は10振りほどでボストン美術館は2振りを所蔵しています。 牛若丸が鞍馬山で天狗と武芸の稽古をしている場面が描かれています。 真ん中でジャンプしている牛若丸の周りに剣道の防具をつけている天狗たちがいるんです。 なんか僕鞍馬山には実際に行ったことがあるので。