妻は、くノ一(6)「つぐない」

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織江は 母 雅江に彦馬を殺すべきだと言われて愕然とした。 彦馬をつける川村を見た川村様。 そんな御託はどうでもいいんだ! 斬る!その彦馬に 窮地が訪れそれを救ったのは意外にも 川村であった。 ヤーッ!あっ ああっ!どうして 松浦家下屋敷を出たいと言うてきた?お帰り。 そんな物 要りましょうか?うん?大海原に行くのに何故 戦支度が要りましょうか?私は ただ 星の位置や 風の動きを読み 航海術を身に付けこの前 松浦家下屋敷から持ち出した。 織江と雅江親子と…たまに会う事はあるのか?はい。

♪~私は 平戸にいた時分何度か 長崎に行った事があった。 織江を 江戸に追いかけてきた平戸の夫。 ならば 殺すか?へん!松浦家下屋敷に入る私を宵闇に見張らせられましたか?まだ 返事を もろうとらん。 お父上はお屋敷の飯炊きだったお里をご妻女だとお思いでしょう?例の 元日の夜 何者かに襲われたお父上を助けたのもお里に化けた織江という平戸の妻だと。 お屋敷の 御前の本を盗んだという事は松浦ご本家の存続に関わる一大事ではありませんか!?立てていただきたい。