今日は 1回戦 第15局結城 聡九段 対 六浦雄太七段の一戦です。 ものすごい若々しい碁を打たれるし切れ味抜群なのでその結城先生に対して若手の六浦君が…Aブロックからです。 握りまして六浦雄太七段の先番となりました。 お二人の対戦成績は結城九段から見て1勝0敗となっております。 黒番の六浦雄太七段です。 六浦七段は本当に簡明に打つ天才っていうんですか。 そして結城九段はNHK杯戦優勝5回 準優勝1回と。 六浦七段の方は「どうぞ三々にいらして下さい」と。
そして 今期からAIの形勢判断に加えて3通りの予想手も表示しています。 白4の十七 コスミツケ。 AIの予想手というやつですよね。 そして実戦 左上ツケ引き定石でしたが白は よくあるのはトビで受けていくのが多いですよね。 定石の…左上のツケ引き定石の最後の1手を本来 白は一間トビするのを放っておいて左下に先行しましたよね。 左下 コスミツケられてからしっかり すぐノビて。 左上は一旦 置いておいてという進行ですけど今黒がハネた手はこれは 僕は初めて見たかもしれません。 黒6の十八 カケツギ。
こんな感じになってくるとこの黒が取れないかぎり 自動的にこっちが取られたりとかこの辺りが取られたりってことになるのでこれは ちょっと白にとって 恐ろしい展開だと思います。 結城 聡九段1回目の考慮時間に入りました。 左上 封鎖されましたけどちょっと黒も隙が多少ありますから。 こっち側が…ということは自動的に白石の方が多いはずなんです。 じゃあ この左下の黒の石とこの左上の薄みをちょっと狙えるかどうかがポイントですね。 その辺りを今 考慮時間で考えていますか。 これは結城先生らしい…。
六浦七段は結構 形勢や…形勢がよくても悪くても特に表情が変わらない印象が…。 変わってもらえるとそれを判断基準にできるじゃないですか。 対して 結城九段は…。 結城先生の方がやっぱり動きがある感じがしますよね。 確かに もう既にだいぶ結城先生の方が素直に形勢が…表に出てくるタイプだと思うので見てる皆さんは結構 そこも注目されると面白いかもしれないですけど。 じゃあ そこも見ながら形勢判断をお願いいたします。 六浦七段2回目の考慮時間に入りました。 なので ここで考慮時間と。
予想どおりですし結城九段が ちょっと今…。 でも結城先生も絶対 得意ですから これは。 本当に囲碁界ってもう どんどん若手が活躍しているじゃないですか。 その中でも若手に負けずにもう今でも第一線で結城九段活躍されてますよね。 結城九段 3回目の考慮時間に入りました。 ただ六浦七段も 碁はやっぱり一流ですよね。 全棋士が参加してる棋戦でも六浦七段は優勝経験がありますし。 えっ! これ 何が起きてるんですか?結城九段 4回目の…。 考慮時間に入りました。
この2つを捨て石にして石塔シボリというテクニックなんですけど。 確かに もう結構ダメもツマってて取られそうですね すぐに。 結城九段 5回目の考慮時間に…。 そして ここで考慮時間に引き続き 入られました。 もしかすると結城先生少し誤算があった次に その地点にこられるといよいよ今度は黒が一方的に危なくなりそうなので黒も態勢を作り直したというか。 どこかは必ず取られるし恐らく 上の一番大事な…。 結城九段 6回目の考慮時間に入りました。 ここで考慮時間は…。
ちょっと結城九段表情に出てますね。 これ でも結構 素直な気持ちなんですよね。 まあ… 今黒が次にしっかり1手打って2目を取るんですけどそこに結構黒地ができました。 全然もうこんなの…自分が打ったらあと七転八転します。 六浦七段は判断力が優勢になってからの収束のしかたがまた上手なんです。 逆に結城先生は苦しくなってからの打開力がすごいので。 隅に白 もう1手必要だとするとそれは一気に今度はあそこの勝率が黒に振れちゃうと思うんですけど。
あのシチョウ逃げ出せると言ってました。 これは こっちから打ってもこっちから打ってもシチョウっていって…。 そして下辺大ゲイマに打って 逃げ出していきました。 この今 大ゲイマに打った手がここにカケツイだ時からの…。 結城九段 7回目の考慮時間に入りました。 確かに左辺側は白が有利でなければいけないですがいかがですか?う~ん…。 恐らくですけど六浦七段少し打ちやすいと思ってるかもしれないんです。 下島八段は六浦七段と同じ中部総本部所属…。 年齢は もう本当二回り近く違うのかな。
ただ ちょっと中央の方も白にオサれてで また今隅に入られたのでちょっとスケールは思ったより小さくなってきましたか。 これはですね右上通常だと白は何か続けて打つじゃないですか。 今放っといたのは「あの状態で1手で全部取られることありませんよ」って言ってます。 全部黒地になることはありませんよ。 これ次に白 ハネるの すごく魅力的に見えますが。 これ 魅力的です。 本当に このまま中央が手つかずで白地になってしまうと大きい。
僕は六浦君のマスターになりますね。 テクニックの一つですよね。 白は結構 手厚いのできっかけが…。 左下方面とか少し やっぱり弱点があるように見えるので。 六浦七段 4回目の考慮時間に入りました。 ただ この上にある勝率が今 結構90%ぐらいですか 黒から見て。 微妙なラインですこれ。 というのは微妙なライン…。 結城九段 8回目の考慮時間に入りました。 これで全部取ってしまえればそれは理想的ですけど。 絶妙のラインに…。 結城九段と一緒の手で。 左辺で序盤に黒のサバキ白の攻撃という構図があって。
この白 ケイマでたくさんツナがってましたけどこのケイマが意外と薄いんですか。 ケイマは時々いきました。 またちょっと大きく結城先生動きましたけど。 絶対 気にしてましたけど…。 結城九段 9回目の考慮時間に入りました。 ただ そこをカバーしてる時間がないというか。 時間がない。 もう まさに時間がないっていう感じです。 そして もう考慮時間 残り1回と。 利き筋っていうのは絶対に受けてくれる。 白の結城先生は。 結城先生からしたら 任せてる。
分断できそうな気が…。 これは きれいに分断できちゃうんですけどこの手で こう多分 切ってくるんですここに。 もう分断するなら切ると。 六浦七段 5回目の考慮時間に…。 なかなか今すぐ ここを分断はできない。 そして ここで引き続き考慮時間を使われました。 で この辺に今度 黒石がくればこうではなくて こんなような手で今度はいけるので これなら受けてくれるわけです こっちに。 もう多分本当に一局を決めるぐらいの戦いだと思うので白が ここで…何だろう。 少し結城九段の背筋が伸びたかもしれないですね。
ダメヅマリにさせることができるということです。 黒は白を…左下の白を取らなければいけないわけではない。 なので白としては真ん中をある程度確保したうえで左下の…。 白2の十三 ホウリ込み。 ただ ワタらせながら中央を止めつつ左下の白も無事にと。 六浦七段8回目の考慮時間に入りました。 今 悩んでいたのは マガリですか?完全に ここに打とうとしてましたけど。 …となりますと 結局止まってるわけですが。 黒6の十三 マガリ。 今 AIの予想手 面白かったです。 黒1の十一 マガリ。
ただ 一応 左辺が白のオサエがもう利かなくなってると。 あっ じゃあ全然微々たる違いじゃなくて大きな違いでした。 やっぱ だからこの左辺マガリでワタった手がいい手でした。 こうなると 一応黒は先手で左辺の辺り荒らせたと。 一応 真ん中に最初に黒が打ち込んだ手が持ち込みになる可能性があるので。 一応 白地を削ってはいるけどそんなに大幅ではない…。 一応 白も上下の…右上 右下と2つとも三々入りましたし。 中央もまだまだ白地になる可能性…。 ふだん 表情に出ない六浦七段ですが。
これは部分的に次 切りが。 何か助けていきたいんですけど一応 この隅の部分的な話をするとここに打たれると これ眼がないんです 白。 これが全部 もう既に部分的には死んでしまう形なので。 黒14の十七カケツギ。 これで白は どこかのタイミングで右下の白を 2線オサえて生きなきゃいけない。 四隅取れば昔は…。 「四隅取られて 碁を打つな」でしたよね。 結城九段 最後の考慮時間に入りました。 ここで 考慮時間です。 ここでこのサイズ比べが 例えば…一番簡単に こんなことになって。
白12の十二ツギ。 あっ ブツカリの方が形はきれい…。 何か「どっちで受けるの?」って様子を聞かれると頑張りたくなるのが実戦心理。 中央の白地を減らしていこうと。 2線にトビ込んで上辺の黒地が…。 中央進出するタイミングではありますか。 中央に進出する手を選ぶか上辺を素直にオサえる手を選ぶか。 中央に進出してくるとまた でも上辺が空いてるので白もまた狙ってきますよね。 もう一回 中盤に戻ったような雰囲気です。 確かに ちょっとまだ中央の白が薄いんですよね。
出たということは 何かやっていかないと悪手になる可能性…。 可能性はあります。 そうなんですこういうことするんです 六浦七段。 二重人格みたいな。 となると そこはもう大丈夫なんですね。 こっちは とりあえず大丈夫になりました。 なので白も逃げましたが 黒も一応中央を打てば 手はのびますか。 ですから攻め合いは白が勝つとは思うんですけど全部 最終的にはアタリして打ち上げなければいけない形になるので思ったよりは その真ん中辺りの白地は少ないということです。